「あなたの指先、変形していませんか?」と問いかけ、指先が変形している「ヘバーデン結節」の予防と治し方を紹介、説明している本があります。
本日紹介するのは、これまで45年に及び初検だけで11万人以上の足を見て、外反母趾、浮き指、偏平足、足ヘバーデンなどの不安定な足が引き起こすひざ痛、腰痛、肩こり、首こり、自律神経失調症など、「足と健康との関係」を解明、提唱している外反母趾・浮き指・ヘバーデン結節研究家で、カサハラフットケア整体院院長、柔道整復師の笠原巌さんが書いた、こちらの書籍です。
笠原巌『あなたの指先、変形していませんか?』(自由国民社)
この本は、60歳以降の女性の4人に1人の割合で見られ、「国民病」と言えるほど多いヘバーデン結節について、その実態や特徴、治し方について、数多くの患者を診てきた実例をもとに、紹介・解説している書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.指先が痛み、太くなったり曲がったりしていませんか?
2.ひどい外反母趾は「足ヘバーデン」
3.「足ヘバーデン」が隠れた原因となる足の痛み
4.「ひざヘバーデン」と「変形性ひざ関節症」を区別する
5.「ヘバーデン結節」は体全体に発症する
この本の冒頭で著者は、「指先が太くなり、曲がるのは『ヘバーデン結節』という病気であり、国民病と言われるほど多い」と述べています。
「ヘバーデン結節」は、10~15年で全部の指が変形・進行してしまうもので、詳しい原因はわかっていませんが、テーピングなど自分で改善できる方法がある、ということです。
続いて、実際の症例が写真入りで紹介されていて、Q&Aも記載されていて参考になります。
次に、ひどい外反母趾は「足ヘバーデン」であるとしていて、写真入りで症例が記されています。
本書の後半では、「足ヘバーデン」が隠れた原因となる足の痛みが紹介されていて、足の「第二付け根の痛み」や、モートン病と診断された人の症例が解説されています。
さらに、「ひざヘバーデン」と「変形性ひざ関節症」の関係や、治療法として「さらし包帯」について説明されています。
本書の最後で著者は、「ヘバーデン結節」が体全体に出るケースを取り上げて紹介しています。
あなたも本書を読んで、多くの痛みの隠れた原因となっている「ヘバーデン結節」について認識を深め、治療法を学んでみませんか。
2020年5月6日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第86回】足のトラブル原因が分かる「笠原式フットケア」にて紹介しています。
毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!