「記憶術を利用した夢のような読書法」を提唱している本があります。「毎晩100ページの参考書が覚えられる」と説く宮口公寿さんが書いた、こちらの本を今日は紹介します。
宮口公寿『読んだら、きちんと自分の知識にする方法』(PHP文庫)
この本は、「1日5分のトレーニングをすれば、3週間で、ひと晩で100ページの本を、かなり詳細に覚えることができる」としている書です。
「メモリー・リーディング」と呼ぶ、このメソッドは、最初の壁「イメージ化」がポイントになります。したがって、本書も「イメージ化」について多くのスペースが割かれています。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.速読法を習得しさえすれば、それでいいのか?
2.本当の「記憶力」とアウトプット
3.メモリー・リーディングとは?
4.忘れたのではなくて、思い出せないだけ
5.メモリー・リーディングの3つの方法
6.イメージ化-実際、どうやるか?
7.読んだものを自分の知識にする3つのスタイル
8.宮口式戦略的読書法
9.このメソッド身につけたあとの素晴らしい生活
本書はとても実践的な本です。宮口さんは、とくに「イメージ化」による記憶術の効果を説いています。
「イメージ化」とは、単純に、目をつぶって、それを頭の中で写真にする、イメージすることです。
ただ、それだけ、非常に簡単です。
ただし、イメージ化の練習は毎日5分、やる必要があります。必ず毎日やることです。
私たちが記憶できないと思っているものは、実は覚えていないのではなく、思い出せないだけです。
長期間、思い出せない状態が続くと。完全に記憶から消去されてしまいますが、それまでは思い出せない、ということに過ぎません。
本書の最後では、「宮口式戦略的読書法」が紹介されていますが、基本は「たくさんの本を読もう!」ということです。
「本の大人買いをしましょう。」と呼びかけています。本はもっとも効果の高い投資だからです。
面白い本を読み、読んだ内容を人に話したり、メルマガ、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどを通してアウトプットするのが、戦略的読書法です。
本をたくさん読むと、知識と知識が融合し合い、新たな発想が生まれます。記憶術は、どんな人にでもできるし、人間なら誰でもこのような能力は備わっていて、誰もがこの能力を開花させることができます。
あなたもぜひ、宮口式メモリー・リーディングにチャレンジしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!