「大きく儲けることを目指すよりも潰れないことを目指した方が結果的に成功しやすいのです。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、40種類以上のビジネスを経験して、長期安定収入を実現させるビジネスの仕組みを作り出した経営者である石崎絢一さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
石崎絢一『起業を成功させる潰れないビジネスの教科書』(KADOKAWA)
この本は、「流行のビジネス」に手を出すと失敗しやすいことを指摘し、潰れないでビジネスを継続することを重視する立場から、ビジネスモデルやビジネスの進め方について、著者の体験を交えて書かれたものです。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.40以上のビジネスを経験して辿り着いた「最強」のビジネス
2.「潰れないビジネス」3つの条件
3.ビジネスモデルはこの4つから選びなさい
4.「潰れないビジネス」の始め方
5.「継続収入&自動化」を実現させる
6.レバレッジをかけて、最強の「潰れないビジネス」へ
本書の冒頭で著者は、「流行のビジネス」がうまくいかない理由として、以下の3つを挙げています。
◆ 必ず先行者がいて、市場をすでに食い尽くしている
◆ 新規参入者が多く、マーケットに入り込む隙間がほとんどない
◆ 中小企業がイノベーションを企てるビジネスは計画通りにいかない
そうした中で、「儲かりそうなビジネス」ではなく、「潰れないビジネス」を行うべきだ、と本書では述べています。
本書でいう「潰れないビジネス」とは、次の3つの条件を備えたビジネスです。
1.一見地味である
2.「継続的なニーズ」があり、中長期的に稼ぎ続けられる
3.労働コストが安く、かつ自動化できる
こうしたビジネスの裏には、長期的に安定して収益を上げることができるビジネスの仕組みがある、と著者は言います。
現在、著者の石崎さんが携わっているビジネスは、具体的には以下のような事業です。
◆ 輸入総代理事業
◆ エステサロン経営
◆ メンズエステサロン経営
◆ ラーメン店経営
◆ ガレージハウス企画販売事業
◆ コインランドリー経営とFC展開
◆ サプリメント事業
◆ 社団法人運営
◆ 農業事業
これらの事業ラインナップを見て、「どれも流行っているとは思えないし、あまり聞いたこともないビジネス」というのが、多くの方の印象だそうです。
ところが、本書ではこうしたビジネスは「潰れないビジネス」だとしています。
次に本書では、「潰れないビジネスモデル」として、次の4つから選びなさい、と提唱しています。
1.地域ニーズモデル(ハンコ屋・ふとん店・クリーニング店など)
2.無在庫月極モデル(駐車場経営・コンテナ倉庫経営・有料メルマガ運営など)
3.オーナーモデル(アパマン経営・コインランドリー経営など)
4.ロングテールモデル(マニア向け商品・ビンテージ商品、アンティーク商品など)
本書の後半で著者は、「潰れないビジネス」の始め方や、その後の安定、成長を目指すポイントとして、以下の3つを挙げて説明しています。
◆ ネットを中心にビジネスを考える
◆ 「継続収入&自動化」を実現させる
◆ レバレッジをかけて、最強の「潰れないビジネス」にする
最後に著者の石崎さんは、次のようなメッセージで本書を締め括っています。
「地味なビジネス、目立たないビジネスの中に宝あり。」
あなたも本書を読んで、起業して「潰れないビジネス」にチャレンジしてみませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を