「低欲望社会の出現は、人類がかつて経験したことのない現象であり、日本で世界に先駆けて進行している」と説いている本があります。
本日紹介するのは、ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学学長を務める大前研一さんが書いた、こちらの書です。
大前研一『低欲望社会 「大志なき時代」の新・国富論』(小学館)
この本は、アベノミクスやエコノミストによる予測の間違いを指摘し、現在の日本が抱える本格的な問題とその解決策を提言している書です。
著者の大前研一さんは、日本の根本的な問題とは、世界に類のない「低欲望社会」の出現だ、としています。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.「坂の上の雲」を見なくなった日本人
2.「人口減少+低欲望社会」の衝撃
3.「アベノミクス・ショック」に備えよ
4.「心理経済学」で考える成長戦略
5.今こそ「国の仕組み」を変える
6.日本が変わる最後のチャンス
本書は、ピケティ『21世紀の資本』(みすず書房)をどう読むか、から始まり、日本の最大の問題は「人口減少」だと説いています。
とくに、団塊ジュニアの次がいないことが、日本の人口構造に大きな影響を与えています。
人口減少と低欲望社会のセットで、心理経済学の観点からも、日本の経済不況は一過性のものではなく、構造的であることが分かります。
あなたも本書を読んで、我が国経済の真の問題を理解し、正しい処方箋が出せるよう、勉強してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を