書評ブログ

『初期費用ゼロで始める 定年プチ起業』

「結局、働くことで毎月収入を得るのが一番のセーフティネットです。それも、自分の得意なことや好きなことで。」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、「金融機関の代理人ではなく、お客様の代理人」を基本理念特定の金融機関に属さないからこそできる、公正で中立な「お金」の「セカンドオピニオンサービス」を行う株式会社ファイナンシャルインディペンンデンス代表取締役田口智隆さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

田口智隆『初期費用ゼロで始める 定年プチ起業』(水王舎)

 

 

この本は、75歳までを現役の期間として人生をリセットし、50代後半から60代前半に、それまでの仕事のキャリアや趣味の経験を活かして、自分が主人公になって起業しよう、と提案している書です。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.定年起業を準備しよう

 

3.定年起業の賢いやり方

 

4.あなたにピッタリのビジネスがある

 

 

5.起業準備はコミュニティづくりから

 

6.定年起業、成功のポイント

 

7.大杉潤さんに聞くセカンドキャリアの上手なはじめ方

 

8.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「なぜ定年起業なのか?」と問いかけ、それは人生100年時代を充実して過ごすための選択肢の一つだ、と述べています。

 

 

つまりそこから、自分の得意なスキルを活かした人生の本番がスタートするのです。

 

 

 

平均寿命が延びて人生100年時代と言われるようになり、現在60歳の人の4人に1人は95歳まで生きるそうです。こうした「老後の長期化」が進む中で様々な問題が露呈してきていますが、ほとんどの問題は「健康寿命」と「資産寿命」をいかに延ばすかだ、と著者は言います。

 

 

 

本書では「資産寿命」をいかに延ばすかをテーマにしており、それは年金プラスアルファを確保すること、すなわち自分自身を商品にして、楽しく働く「定年起業」が最高のセーフティネットになる、ということです。

 

 

 

続いてこの本では、定年起業の賢いやり方や、あなたにピッタリのビジネスなど、具体的事例を挙げながら、以下のポイントを説明しています。

 

 

◆ まず副業から始める

 

◆ 初期費用ゼロ円で始める(貯金や退職金なしでも可能)

 

◆ 固定費(家賃や人件費)をかけない

 

◆ お金をかけずに時間(手間)をかける

 

◆ 自分の知識や経験をお金に変える

 

 

 

◆ 法人化は考えずに、社会インフラや通信インフラを上手に利用する

 

◆ 結果を早く求めず、本気でマメにやる

 

◆ コミュニケーションに時間とコストをかけて、情報発信は無料にして出し惜しみをしない

 

◆ お客様に自分が出来ることをフォーカスして示す

 

◆ 友人でも親戚でも、とにかく一人目のお客さんを確保する

 

 

 

さらに、定年起業成功のポイントとして、次の具体的なアドバイスを提示しています。

 

 

◆ 肩書は一目でわかるものに

 

◆ キャッチコピーで特徴を出す

 

◆ プロフィールで自分を知ってもらう

 

◆ 集客はアナログから始めて、まず一人目の実績をつくる

 

 

 

◆ 人間関係こそが定年起業の最大の資産

 

◆ ホームページをしっかり作り、「やってる感」を醸し出す

 

◆ 価格ではなく、サービスで勝負する

 

◆ 決済は先払いが原則

 

 

 

そして本書の最終章となる第6章は、「大杉潤さんに聞くセカンドキャリアの上手なはじめ方」と題して、私・大杉潤が起業した経緯その後の活動について、インタビュー形式にて紹介されています。

 

 

  

 

 

新宿南口にある小田急ホテルセンチュリーサザンタワー ラウンジ 「サウスコート」にて受けたインタビュー取材にて、「定年前起業」をした私の経験や想い、現在の仕事や将来の抱負など、率直に語らせていただきました。

 

 

著者の田口智隆さんの気さくな人柄と直球の質問ゆえ、、普段はあまり人には言わないことまで、つい踏み込んで本音を話してしまう場面が多々ありました。

 

 

また、昨年出版させていただいた拙著『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)を、併せてお読みいただければ、私・大杉潤の考え方は、さらに理解を深めていただけると存じます。

 

 

 

今回のインタビューによる第6章は、最近時1年間の状況も含めて、私の起業の「ありのままの姿」がそのまま出ている記述になっています。定年後の人生設計を考えている方々に、少しでも役立てていただけたら幸いです。

 

 

 

この本は、人生100年時代の定年後の生き方について、私の考え方と共通する部分が多く、分かりやすい解説にとても感銘を受けました。

 

 

 

「老後は年金だけでは、2000万円不足」という、大きな波紋を呼んだ金融庁レポートですが、本書を読んで「定年プチ起業」という選択肢を考えることで、多くの定年世代の方々が勇気をもらえるのではないか、と思います。

 

 

 

人生100年時代の、長い定年後の人生設計真剣に考えている40代・50代・60代の方々に、ぜひ推薦したい良書です。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!