書評ブログ

『アンガーマネジメント×怒らない体操 たった6秒で怒りを消す技術』

大手企業、官公庁や学校でも使われている「6秒で怒りを消す技術」を提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、日本アンガーマネジメント協会・代表理事安藤俊介さんと、ウォーキングドクターデューク更家さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

安藤俊介・デューク更家『アンガーマネジメント×怒らない体操 たった6秒で怒りを消す技術』(集英社)

 

 

この本は、怒ったり、怒られたりするのに疲れた人へ向けて、「怒りに振り回される人生にサヨナラしよう!」と書かれた書です。

 

 

本書では、「家庭やビジネスで、一生懸命取り組めば取り組むほど怒りという感情に直面することが多くなる」と問題提起をしています。

 

 

そうした時に役立つのが、1970年代にアメリカで生まれた「アンガーマネジメント」で、これは「怒りの感情」をコントロールするための心理トレーニング、と本書では紹介しています。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.怒りに振り回される人生にサヨナラしよう!

 

2.怒りを6秒で消す「その場セラピー」を覚えよう!

 

3.怒りの正体を知ればもう何も怖くない!

 

4.心の器を大きくする「怒らない体操」をマスターしよう

 

5.怒りを増幅させない「マインドフルネス」を味方につけよう

 

6.アンガーマネジメントを楽しく続けていくためのQ&A

 

7.心をラクにしたければ怒りをコントロールしなさい

 

 

本書の冒頭で著者は、「怒りはなくすことができないものですが、人間関係を壊す怒りは気を付けなければいけない」として、次の4つの怒りを上げています。

 

 

◆ 強度が強い怒り; 一度怒り出すと気の済むまで怒り続けてしまう

 

◆ いつまでも持続する怒り; いつまでも怒りを引きずり、根に持ってしまう

 

◆ 頻度が高い怒り; 頻繁に怒りを感じて「いつも怒っている人」と思われている

 

◆ 攻撃性が高い怒り; 他人、自分に対して罵倒したり傷つけたり、モノに当たって壊したりする

 

 

この本では、「6秒待てば怒りのピークは過ぎる」ことを応用して、この「6秒間」をうまく使って、激情に流されないための方法を紹介しています。

 

 

まずは「その場セラピー」として、以下の行動は効果的です。

 

 

◆ 6秒口角アップ

 

◆ 6秒温度計

 

◆ 6秒思考停止

 

◆ 6秒魔法の言葉

 

 

◆ 6秒ツボ押し

 

◆ 6秒グーパー

 

◆ 6秒タイムアウト

 

◆ 6秒カウント

 

 

これらのセラピーの手順が、イラスト入りで解説されているので、誰でも簡単に取り組めるようになっています。

 

 

さらに、本書の中盤から後半にかけては、怒りのタイプ診断や、「怒らない体操」が写真入りで紹介されていて、すぐに実践できるようになっており、とても参考になります。

 

 

そして、今話題の「マインドフルネス」についても説明されていて、イラスト入りの解説に加え、以下の2つの「マインドフルネスのメリット」も記されています。

 

◆ 集中力アップ

 

◆ ストレス軽減

 

 

本書の最後には、アンガーマネジメントを楽しく続けていくためのQ&Aおよび、著者ふたりの対談も掲載されていて、より理解が深まります。

 

 

あなたも本書を読んで、アンガーマネジメントに取り組み、怒りに振り回される人生にサヨナラをしませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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