書評ブログ

『終活・相続の便利帖』

「エンディングノートという言葉から、何となく終活や人生の終焉を連想し、まだまだ元気だから関係ないと敬遠されている方もいらっしゃるのでは?」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、外資系金融機関を経て、ファイナンシャルプランナーに転身して、講演・メディア出演多数で、笑顔相続コンサルティング株式会社 代表取締役、笑顔相続サロン本部 代表、一般社団法人アクセス相続センター理事、縁ディングノートプランナー養成講師、上級相続診断士、AFP、終活カウンセラー1級一橋香織さんが監修した、こちらの書籍です。

 

一橋香織『終活・相続の便利帖』(日本法令)

 

この本は、家族みんなが一人一人用意して、家族みんなで話をしながら書き込んでいき、「顔で相続」を迎えられるように、漫画やイラストを使ってわかりやすく作成した家族の連絡ノートです。

 

本書は以下の8部構成から成っています。

1.自分のこと

2.自分史

3.わが家のこと・家族のこと

4.もしものとき

 

5.遺言のこと

6.葬儀のこと

7.大切な人へ

8.相続のウソ?ホント?

 

この本の冒頭には、「相続対策チェックリスト」が掲載され、認知症対策が相続のカギであることが説明されています。

 

本書の前半では、「自分のこと」および「自分史」について以下のポイントを説明しています。

◆ 個人情報、年金、保険

◆ 貯蓄リスト、口座引き落とし一覧

◆ 不動産、有価証券、金融資産&借金など

◆ 専門家連絡先、かかりつけ医院、親戚・友人連絡先

 

◆ 幼少期・学生時代(小中高大学)

◆ 社会人

◆ 好きな音楽・絵・映画・本・食べ物・行きつけの店

◆ 趣味・好きな場所

 

この本の中盤では、「わが家のこと・家族のことおよび「もしものとき」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 法定相続人家系図

◆ ご先祖様家系図

◆ パートナー、プロポーズ、結婚式、住んだ場所

◆ 子育て、家訓、家族の思い出、我が家のレシピ

◆ 延命措置、臓器提供

 

本書の後半では、「遺言のこと」「葬儀のこと」「大切な人へ」および「相続のウソ?ホント?」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 遺言書

◆ 葬儀、お墓・納骨、供養・法要

◆ 大切な人へのメッセージ

◆ 相続税の知識と相続対策(生命保険の活用)

 

この本の巻末には、「ほんとうに頼れる相続に強い会社ガイド」が掲載されていて役に立ちます。

 

あなたも本書を読んで、終活を通じて、家族との絆を深めていきませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3591日目】