書評ブログ

『生涯現役計画』で定年後に働きながら過ごすセカンドライフのポイントを学ぶ

定年後に働きながら過ごすセカンドライフのポイントをまとめた「生涯現役計画」を提示する本があります。

 

 

本日紹介したいのは、本間邦弘さんほかが書いた、こちらの書です。

 

 

本間邦弘ほか『生涯現役 定年後に働きながら過ごすセカンドライフのポイント』(労働新聞社)

 

 

この本は、高年齢者の雇用、年金、保険、ライフプランニング、介護など、「セカンドライフ」のポイントを整理した書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.高年齢者の雇用について

 

2.公的年金の基礎と働きながら受給できる年金や雇用保険

 

3.雇用保険の給付の基礎と継続勤務など

 

4.ライフプランニング

 

5.介護

 

 

雇用、雇用保険や年金については、毎年のように見直しが検討され、法改正もなされているので、厳しい社会保険財政の中でつねに最新情報を得ておくことが重要です。

 

 

本書は平成26年(2014年)9月10日に発行されていますので、その時点での最新情報ということになります。

 

 

まず雇用については、原則として65歳までの雇用が義務化されました。また、年金の受給資格が従来の25年から10年に短縮されたのも大きなポイントです。

 

 

年金の受給については個々人で条件が異なり、法改正の移行措置や計算式も複雑なことから、年金保険機構の窓口相談にて、自分自身の年金について説明を受けることをお薦めします。

 

 

雇用保険や医療保険についても、個人個人で条件の違いにより手続き方法や選択すべき事項もあるので、手続き窓口での相談により適切な選択をした方がよいでしょう。

 

 

但し本書によって、基本的な仕組みを理解した上で相談に行くことは有益で、「聞かれないことは教えない」という側面もあるので、基本的な知識はきちんと把握しておくことが大切でしょう。

 

 

 

本書の中核をなすのが、上記構成の4番目にある「ライフプランニング」です。ライフプランの作成にあたっては、以下の項目がポイントです。

 

 

◆ 自分の考えを明確にし、ライフプランを準備する

 

◆ 生涯の収入・支出を把握して家族状況を加味した長期のマネープランを作成する

 

◆ ライフプランに沿ったキャッシュフロー表を作成する

 

◆ 上記キャッシュフロー表を見ながらライフプランとマネープランの見直しをする

 

◆ 終末期の夢プランを作成する

 

 

ライフプランマネープランは作ったら終わりではなく、つねに「キャッシュフロー表」を見ながら検討し、プランの見直しを行っていくことが大切です。

 

 

収入面、支出面の両方から見直し、家族状況や公的制度の変更への対応など、長い人生には大きな環境変化が必ず訪れますので、正確な情報収集と現状把握、将来予測をつねに行っていきましょう。

 

 

あなたもまずは本書を読んで、セカンドライフに必須の基本知識を整理して、ライフプランニングに取り組んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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