「いい人なのに、なぜか自分ばかり損をしている」― そんなモヤモヤを抱えたことはありませんか。

本日紹介するのは、年収400万円の “ごく普通のいい人” から、法人2期目で年商5億円を達成した実体験をもとに、新しい働き方・生き方を提示する一冊。
3人の子育てをしながら、誰とも戦わず、人の力を借りて成果を出す ― その秘密を明かした、けーりん(唐仁原けいこ)さんが書いた、こちらの書籍です。

けーりん(唐仁原けいこ)『戦略的いい人 残念ないい人の考え方』(すばる舎)

本書のキーワードは、とても明快です。それは ―「戦略的いい人になる」という発想。

我慢して尽くす「都合のいい人」ではありません。人に頼り、手柄を渡し、感謝を伝えながら、結果を最大化していく。著者はこれを、「誰とも戦わずに、人の力を借りまくって成功する生き方・働き方」と定義します。

本書は、以下の5部構成から成っています。

1.いい人が報われないのはもったいない

2.《戦略的いい人》で人生急上昇

3.仲間と楽しむチームワーク

4.楽しさも売り上げも膨らむ組織づくり

5.《戦略的いい人》のお金の使い方

 

本書の前半では、「なぜ、いい人ほど報われにくいのか」が整理されます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 何でも一人で抱え込むのが「残念ないい人」

◆ 遠慮や我慢は、美徳ではなく機会損失

◆ 頑張りすぎる人ほど、周囲の成長を止めてしまう

◆「自分がやったほうが早い」は危険な思考

◆ いい人こそ、やり方を変えるだけで伸びる

 

この本の中盤では、《戦略的いい人》の具体的な行動習慣が語られます。主なポイントは次の通りです。

◆ ①指示を出すより、「頼る」ことで人は動く

◆ ②手柄は自分が取らず、相手に渡す

◆ ③巨人の肩に乗せてもらう(イージーモード3原則)

◆ 感謝を言語化し、相手の価値を第三者に伝える(TーUP)

◆ 自分は「橋渡し役(ブリッジ)」に徹する(Bポジ)

 

本書の後半では、チーム・組織・お金との向き合い方が語られます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 楽しさがあるところに、人も売上も集まる

◆ 一人で稼ぐより、チームで稼ぐほうがラク

◆ 組織拡大のカギは、「居場所」と「役割」を作り、リーダーを育成する

◆ お金は不安のためでなく、未来を広げるために使う

◆ 「いい人×仕組み」でスケールするビジネス

 

この本を読んで感じるのは、「いい人であることは、弱点ではなく、使い方次第で最強の武器になる」ということ。

スキルを磨き続けて消耗するより、人間関係を整え、頼り、任せ、感謝する ー それだけで、仕事も人生も驚くほど軽やかに回り出す ― そんな可能性を、等身大の言葉で教えてくれる一冊です。

「いい人だけど、なぜかうまくいかない」と感じている方にこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【3968日目】