「子育てとは、お父さんの生き方が問われることである。」と述べて、「自分は父親として、どうあるべきか」ということをわが身に問いかけることが何より大事だと提唱している本があります。
本日紹介するのは、広島県呉市出身で、週刊誌記者などを経て作家になり、浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、日本空手道「昇空館」館長として青少年の育成にあたっている向谷匡史さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
向谷匡史『子どもが自慢したいパパになる 最強の「お父さん道」』(新泉社)
この本は、著者が空手道場のコミュニティーや保護司として保護観察の子どもたちと接してきた実戦を通じて培った経験則を、仏法という普遍の価値観に照らし合わせて、「お父さん道」としてまとめたものです。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.「父親」の自覚をもつ
2.父子の絆を深める
3.人生の師として接する
4.子どもをしつける
5.子どもと触れ合う
6.子どもを奮い立たせる
7.危機管理をする
この本の冒頭で著者は、「三つ子の魂百まで」という諺を挙げて、人生観と価値観を大きく左右するのは、社会との関わりを現実として意識しはじめる小学生時代である、と述べています。
本書では、「お父さん道」として、上記7つの観点から、全部で44の道を示しています。自らの子育て体験からとくに共感するものを以下に挙げておきます。
◆ 大人と子どもを区別する
◆ 父親としての覚悟をもつ
◆ 身をもって教える
◆ 子どもに胸を張れるものをもつ
◆ 子どもの「人生の師」であれ
◆ 子どもと「友達」にはならない
◆ 我慢を教えるために我慢する
◆ すぐに結果を求めない
◆ 約束は守るものと刷り込む
◆ 子どもの話に「感動」する
◆ 小さくても良い部分を探す
◆ 結果でなく努力を誉める
◆ 夢をもつことの意味を語る
◆ 相手の土俵に乗らない
◆ 店では席に気を配る
ここに書かれていることは、著者の向谷さんが、多くの子どもたちとの実戦の中で経験してきたことをベースに書かれているため、納得感のある「お父さん道」となっています。
あなたも本書を読んで、子どもが自慢したいパパになる方法を考え、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を