悲惨でも楽園でもない等身大の明日というコンセプトで「老後リスクの現実(リアル)」を特集した雑誌が刊行されました。
本日紹介するのは、超高齢社会に突入している日本社会の現実を冷静かつ客観的にレポートしている、こちらの雑誌・特集号です。
『週刊ダイヤモンド 2015年12/19号-老後リスクの現実(リアル)』(ダイヤモンド社)
この雑誌・特集は、老後の三大リスクと言われる「金」「健康」「孤立」のいわゆる3Kリスクに焦点を当て、現役世代から考える「三大不安の克服法」をレポートしています。
本特集は以下の4部構成から成っています。
1.増殖する困った老人たち-暴走老人社会の現実(リアル)
2.金融機関にだまされない-老後資金不足の現実(リアル)
3.平均寿命より健康寿命-健康不安の現実(リアル)
4.70歳を過ぎても働く-高齢者雇用の現実(リアル)
以上の本部構成の前後には、それぞれ、図解 「データで知る〝 高齢者のリアル ″ 」 および インタビュー:大方潤一郎 東京大学高齢社会総合研究機構機構長・教授「高齢化社会はそんなに暗くない、老後は自分で〝 デザイン ″ できる」 が掲載されています。
本特集記事は、老後の三大リスク「金」「健康」「孤立」のそれぞれに対して、最新状況が報告・分析されていて、読み応えがあります。
私にとってとくに印象的だったのは、構成第1部にある「暴走老人社会の現実(リアル)」です。高齢者の人口増加率を大きく上回る高齢犯罪者の増加率データは衝撃的です。
第1部は主として、ノンフィクション作家の新郷由起さんのレポートから成っていますが、新郷さんの次の著書からの抜粋が中心で興味ある方は併せて読むことをお薦めします。
新郷由起『老人たちの裏社会』(宝島社)
あなたも本雑誌・特集を読んで、老後の三大リスクについて、客観的な現実を見つめてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を