「投資への知識がまだ乏しい初心者投資家の方でも、投資信託を買うだけでプロレベルの投資が実現できます。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、投資家ぽんちょ ほかさんほかが書いた、こちらの書籍です。
投資家ぽんちょ ほか『プロ投資家が選ぶ投資信託 【失敗しない買い方・選び方208】』(スタンダーズ)
この本は、投資信託に関する基礎知識から、投資信託を比較する上での基準、おすすめの投資信託や資産の組み合わせ方まで、基本ワザから応用まで幅広く紹介・解説している書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.投資信託・ETFの基本
2.銘柄選択の基準
3.銘柄選択・指標
4.積立・購入
5.ポートフォリオ
6.NISA・iDeCo、節税
7.投資スタンス
この本の冒頭で著者は、「投資家ぽんちよの『オルカン』徹底ガイド」および「今買いたい投資信託collection」を掲載しています。
本書の前半では、「投資信託・ETFの基本」について以下のポイントを説明しています。
◆ 投資の基本である分散投資
◆ 投資信託はペイオフの対象外
◆ 投資信託の基準価格は日々変動する
◆ S&P500はアメリカの有名500企業が対象の指数
この本の中盤では、「銘柄選択の基準」「銘柄選択・指標」および「積立・購入」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 分配金なしの方が複利効果は高い
◆ 運用報告書を見て実質コストを確認する
◆ 純資産総額の推移から投資信託の売れ行きがわかる
◆ コア・サテライト運用で分散投資をする
◆ インデックスファンドのコストが低い
◆ 全世界株式ファンドの多くは米国市場の投資割合が多い
◆ 先進国株式インデックスは適度に分散された無難な投資先
◆ ドル・コスト平均法で積立投資する
本書の後半では、「ポートフォリオ」「NISA・iDeCo、節税」および「投資スタンス」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 生活資金・予備資金・余裕資金の3つに分けて余裕ある資産形成を行う
◆ 投資信託の購入前にアセットアロケーションを決める
◆ 増やしたい投資先を買い増しするノーセルリバランス
◆ 老後の生活費補填には定率売却が向いている
◆ NISAで税制優遇を受けながら投資をする
◆ つみたて投資枠と相性がいいインデックス投資
◆ 投資を続けるほど「含み益バリア」が守ってくれる
◆ 市場から退場せずに生き残り続ける
この本の巻末には、「個人投資家の積立投資テクニック」を、二人の事例紹介という形で掲載しています。
あなたも本書を読んで、プロ投資家の投資信託の選び方を学び、自らの投資に活用してみませんか。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCIwJA0CZFgYK1BXrJ7fuKMQ
では、今日もハッピーな1日を!【3606日目】