「日々の忙しさに追われる私たちにとって、唯一残された『夢を叶えるための時間』が、『朝の時間』なのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1968年北海道生まれで、建設会社総務経理担当部長、税理士、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師と5つの仕事を掛け持ちするスーパーサラリーマンの石川和男さんが書いた、こちらの書籍です。
石川和男『僕たちに残されている時間は、「朝」しかない。』(総合法令出版)
この本は、著者がこれまでの経験からつかんだ、「ゴールデンタイム」である朝時間の活かし方をすべて伝えてくれる書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.朝時間を制する者は、未来を制す!
2.目的設定が、あなたの早起きを加速させる!
3.捨てる技術
4.朝時間を確保する! 超高速時間術
5.朝時間の絶大なるメリット
6.朝時間を、夜の3倍、効率的に活用する方法
7.誰でも早起きできる10のテクニック
この本の冒頭で著者は、「夜ではなく、まだエネルギー満タンの朝に人生を変える行動をとることで、未来を制することができるのです。」と述べています。
本書の前半では、「朝時間を制する者は、未来を制す!」および「目的設定が、あなたの早起きを加速させる!」をテーマに、以下のポイントを解説しています。
◆ カラーバス効果で五感をフル活用して「予祝」を
◆「G+PDCAサイクル勉強術」の活用
◆「朝時間」の活用で、人生成功
◆ 自由になる残された時間は「朝時間」しかない
◆ 新鮮な集中力の高い朝時間に「将来に影響を及ぼすこと」をやる
◆「先延ばし」にしていたことを朝時間に終わらせる
◆ 目的を実現するためにある「目標」に一点集中
◆「やりたいこと」と「やりたくないこと」を書き出す
この本の中盤では、「捨てる技術」および「朝時間を確保する! 超高速時間術」について説明しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 無駄な時間を捨てる
◆ 大好きな趣味や残業を捨てる
◆ 友だちを捨てる
◆ 最初に作った計画の2割は削る
◆ 自分に合った睡眠時間を確保する
◆ 自分が決めた時間に起きて、時に勝利する!
◆ 時間はお金で買う
◆ 時間を重複させ、やらないことを決める
本書の後半では、「朝時間の絶大なるメリット」「朝時間を、夜の3倍、効率的に活用する方法」および「誰でも早起きできる10のテクニック」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 朝は3つの邪魔(メール・電話・声かけ)が入らない
◆ 自動的に「期限」が設定される
◆ 時間を濃くできて、家族と顔を合わせられる
◆「余裕」と「リズム」を手にできる
◆ 毎日続けると、自信につながる
◆ デスクの上は「やることだけ」にする
◆ デスクの上は片づけない
◆「多動力」を使う
◆ 耳を使って、どこでも勉強する
◆ ストーリー化して覚える
◆ カラーでビジュアル化する
◆ G+PDCAサイクルを回す
◆ まわりの目を利用する
◆ 目覚まし時計では起きない
◆ 具体的な数字で脳に指令を出す
◆ 現状維持バイアスの打破
◆ 最初と最後を重視する
◆ テレビを捨てる、ニンジンをぶらさげる
◆ 昼休みは「敗者復活戦」
◆ 感動を思い浮かべる!
この本の締めくくりとして著者は、「自分の持ち時間は有限」「時間は命」と述べています。
そして、「朝の時間は100%あなたのもの。誰にも邪魔されることはありません。」と続けています。
あなたも本書を読んで、朝という「なりたい自分になるための唯一の時間」を活かして、人生を変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2960日目】