「123便墜落事故からわずか41日後の1985年9月22日にG5首脳が一堂に集まって為替レートの安定化を目指して結ばれた ”プラザ合意” こそ、ニッポン総奴隷化計画のスタートを告げる転換点だったのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1957年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現JT)、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て独立した経済アナリスト、獨協大学経済学部教授の森永卓郎さんが書いた、こちらの書籍です。
森永卓郎『日本人「総奴隷化」計画 1985-2029』(徳間書店)
この本は、急逝直前まで執筆活動に命を賭けてきた著者が「最期の著作」「まだ書き残したことがある」として伝えたかったラストメッセージで、日本人を奴隷化しようとする特権階級の黒い野望を告発した書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.高すぎたアメリカへのツケ
2.奴隷化計画を推進した小泉純一郎内閣
3.日本人を奈落の底に突き落とすザイム真理教
4.急所を握られた安倍政権の末路
5.奴隷化が加速する日本社会
6.新NISAは「地獄の入り口」
7.脱奴隷化のための「一人社会実験」
8.私の晩年
9.「グローバル資本主義」は崩壊する
この本の冒頭で著者は、「30年に及ぶ ”日本人総奴隷化計画” が今まさに完成しようとしている。ー 私は本書の中で大真面目に書いています。」と述べています。
本書の前半では、「高すぎたアメリカへのツケ」「奴隷化計画を推進した小泉純一郎内閣」および「日本人を奈落の底に突き落とすザイム真理教」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 対米服従の決め手となった「日米構造協議」
◆ 日銀の「窓口指導」が1980年代のバブル経済の原因
◆ ハゲタカ外資が見抜いていた「不動産担保融資」の弱点
◆ 郵政民営化の悲惨な末路
◆ アベノミクスは財務省に潰された
◆ 格差拡大の元凶は税制にあり
◆ 雇用流動化が招いた貧困
◆ 増税の切り札「消費税」の誕生
この本の中盤では、「急所を握られた安倍政権の末路」「奴隷化が加速する日本社会」および「新NISAは地獄の入り口」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆「財政均衡主義」の破綻を証明したアベノミクス
◆「スキャンダルリーク」こそ財務省の得意技
◆ 日本に蔓延する「ブルシット・ジョブ」
◆ 若者の都会暮らしは「現代の奴隷」
◆「既存技術の焼き直し」がバブルを生む
本書の後半では、「脱奴隷化のための一人社会実験」「私の晩年」および「グローバル資本主義は崩壊する」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆「トカイナカ」生活は「資本主義の論理」とは無縁
◆ お金に翻弄されないことで幸せを感じる
◆ 日本を「令和恐慌」が襲う
◆ グローバル資本主義終焉後は、ローカルな経済社会
◆ 食糧危機が身近に迫っている
この本の締めくくりとして著者は、「もう絶対にブルシット・ジョブはやらない。投資には手を出さない。」と述べています。
あなたも本書を読んで、人気経済アナリストが最期のメッセージとして伝える「日本人総奴隷化計画」 について学び、令和恐慌を生き抜く方法を実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3679日目】