書評ブログ

『未来記憶』

「いつも目標を達成している人には、共通点があります。それは『ラクに』やっていることです。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、早稲田大学卒、学生時代からセミナーを開催し、在学中に世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズの主要セミナー、トレーニングコースをすべて受講、アンソニー・ロビンズ本人より直接指導を受けてセミナー活動をしてきた、アンソニー・ロビンズ直伝トレーナー池田貴将さんが書いた、こちらの書籍です。

 

池田貴将『未来記憶』(サンマーク出版)

 

 

この本は、今まで「やりたい」と思っていたけれどかなえられなかったすべてのことが実現できるようになる「未来記憶」メソッドを習得し、あなたの理想とする現実を手に入れられるようになる書です。

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

1.目標達成に、苦しい努力はいらない

2.「未来記憶」で「やるべきこと」は簡単にできる

3.2倍速く達成できる目標の立て方

4.「感情」を味方につければ「継続」ができる

5.世界一簡単に夢がかなう計画の立て方

6.人生の困難に打ち勝つ「ヒーローズ・ジャーニー」の法則

7.未来帰国を増やすと、人生は充実する

 

 

この本の冒頭で著者は、私がこの本でお伝えしたいのは、苦しい努力をせずに目標達成をするための方法、すなわち「未来記憶」という目標達成法だと述べています。

 

 

本書の前半では、「目標達成に、苦しい努力はいらない」および「未来記憶でやるべきことは簡単にできる」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆「目標達成=苦しい」は大間違い

◆「過去記憶」「現在記憶」「未来記憶」の3つの箱がある

◆ 成功者は「行動力」ではなく「行動を楽しむ力」を持っている

◆ 行動を変えるなら「感情」を変えること

 

◆ 行動を変えたいなら「意味づけ」を変える

◆ 意味づけは記憶の「量の多さ」に影響される

◆ 未来記憶の階段(ステップ)を作る

◆ 未来記憶は「感情が動くまで作り続ける」

 

 

この本の中盤では、および2倍速く達成できる目標の立て方」および「感情を味方につければ継続ができる」について、次のポイントを解説しています。

 

◆ 目標の価値は「今をどれだけ変えられるか」で決まる

◆ 目標は「取り組むこと自体に価値がある」ものを選ぶ

◆ 目標とはどんな自分に成長したいかを明確にする手段

◆ 目標とはつねにバージョンアップするもの

◆ 目標の期限は、自分の「成長速度」を決めるためのもの

 

◆ 何を実現したいか、どこに行きたいか、何をしたいか?

◆ 人生やビジネスで、取り組む価値があることは何か?

◆ リストアップしたことを自然と実現してしまう人はどんな人か?

◆ リストアップした目標に期限をつけ、成長したい速度を考える

◆ 目先の目標をゴールにしてはいけない

 

◆ 必ず目標が達成できる「EPPRサイクル」

◆ Emotion ⇒ Potential ⇒ Performance ⇒ Result

◆ 感情とは「シグナル」である

◆ 感情を味方にすれば、ラクに目標が達成できる

◆ 多くの人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価している

 

 

本書の後半では、世界一簡単に夢がかなう計画の立て方」「人生の困難に打ち勝つヒーローズ・ジャーニーの法則」および未来帰国を増やすと、人生は充実する」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 計画を立てる本当の目的は、「現実とのズレを作るため」

◆ 計画とは、ズレた時に修正しやすくするための目安

◆ 計画は目安だから、その通りにいかなくていい

◆ 計画はズレるほうが速く学べる、細かく立てるほうがいい

◆ 計画は自分に都合よく、楽観的に立てたほうがいい

 

◆ 大きな結果を出す「DCRサイクル」(Dreamer、Critic、Realist)

◆ 計画を立てるときに活躍するのは夢想家(Dreamer)

◆ 振り返りは「できたこと」に目を向ける

◆ 失敗は「行動のせい」で、「あなた自身のせい」ではない

◆ 成長とは「増やす」というプロセス

 

◆ すべての成功者に共通する「ヒーローズ・ジャーニー」

◆ 天命ー旅立ちー境界線ー師匠(メンター)ーデーモンー変容ー課題修了ー帰還

◆ 人には、越えられない壁はやってこない

◆ 人生の質を決めるのは「結果」ではなく、どう生きたか

◆ 未来記憶を増やせば、人生の質を上げられる

 

◆ 神は細部に宿る、凡事徹底

◆ 世の中には幸せになりやすいルールブックを持つ人がいる

◆「幸せになりやすいルール」を作るにはコツがある

◆ ルールの主人公を自分にする、ルールはできるだけやさしくする

◆ 目標は高く、ルールのバーは低く

 

 

あなたも本書を読んで、目標をラクに楽しんで実現する「未来記憶」メソッドを学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2950日目】