「自分の『本当の声』が出るようになると、性格が前向きになるのはもちろん、自然に周りの人から信頼慣れるようになります。」、「面白いくらい仕事や人間関係がうまくいくようになります。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、一般社団法人感動ヴォイス協会代表理事、感動ヴォイスクリエイター、伝え方コンサルタント、専門健康心理士の村松由美子さんが書いた、こちらの書籍です。
村松由美子『話し方に自信がもてる 声の磨き方』(かんき出版)
この本は、「本当の声」は一生モノのスキルであり、「感動ヴォイス」を手に入れるための体の使い方(姿勢を変える、呼吸の仕方を変える、筋肉の使い方を変える)を説明、伝えてくれる書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.話し方は「声」が9割
2.声を変えるだけで、心も体も変わる!
3.「感動ヴォイス」を手に入れる 基本の発声
4.「感動ヴォイス」を使いこなす 応用の発声
5.相手の心をつかむ伝え方
この本の冒頭で著者は、「あなたの声の影響を最も受けるのは、あなた自身」と述べて、自分を変え、聞き手の反応を変え、人生を変える「感動ヴォイス」という魔法の声を手に入れて、話すときに聞き手の心を揺さぶる効果的な「伝え方」ができれば鬼に金棒だ、と説明しています。
続いて本書の前半では、「声がもつ影響力」および「本当の声がもつ影響力があなたをどう変えるのか」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ メラビアンの法則で、見た目が9割、うち声は約4割の影響
◆「本当の声」とは、体から最も自然に最もラクに出せる声
◆「いい声」のポイントは「響き」にあり
◆ よく響く声には、豊かな呼吸が必要
◆「感動ヴォイス」が信頼とファンをつくる
◆「感動ヴォイス」で心も体も心地よくリセットできる
◆「感動ヴォイス」で自己肯定感が上がる
◆ 楽器の弾き方を覚えるように声の出し方を覚えよう
この本の中盤で著者は、「感動ヴォイス」を手に入れる「発生の基本」について、次のポイントを説明しています。
◆ 基本はバイブレーション
◆「感動ヴォイス」の基本ステップは、➀筋肉をゆるませる、②姿勢を整える、③呼吸を整えて声を出す
◆ 声の個性は、➀大きさ、②音質、③高低、④速度、⑤間の5つ
◆「音読」で「感動ヴォイス」を定着させる
本書の後半では、「感動ヴォイスをつかいこなすこと(=応用の発声)」および「相手の心をつかむ伝え方」について、解説しています。主なポイントは以下の通り。
◆ ハミング・エクササイズ
◆ ジェスチャーで声の発信力を一気にアップ
◆ 緊張を緩めるコツは、吐く息の長い深呼吸
◆「吐く息」で声の印象は変えられる
◆「何気ない笑顔」こそ、コミュニケーションの基本
◆ 意識のベクトルは聞き手に向ける
◆ 1分は短く話す、抽象表現は具体的にする
◆ 専門用語は使わない、不要な情報は入れない
◆ 語尾までしっかり話す、練習なくして成果なし
◆ サンドイッチ話法で相手にマイナス要素を伝える
この本の締めくくりとして著者は、「声は何歳からでも劇的に変えらます」と述べています。さらに「声は自己発電できるエネルギー。心や体、人生まで変える力をもっています。」と提唱しています。
あなたも本書を読んで、科学的に証明された最強の感動ヴォイスメソッドを学び、「声」を変えるだけで印象も説得力も180度変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2597日目】