「幸せの形」や「理想の自分」が見えづらい世の中。大きな不安や不満はないけれど、どこか満たされない。何かに夢中になれない自分が、あまり好きではない。そんな感覚から抜け出すための学問「活学」を紹介する本があります。
本日紹介するのは、1975年生まれ、東京理科大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期課程修了、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社、つくば研究開発センター研究員勤務。法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科修士課程修了、株式会社ロードフロンティア代表であり、成熟社会の経営コンサルティングや大学での講演などを幅広く行う並木将央さんが著した、こちらの書籍です。
並木将央『自分で自分のファンになる 世界と私を調和させる「活学」の授業』(クロスメディア・パブリッシング)
この本は、物理学、社会学、哲学、心理学をベースにしたアプローチで、自分のビジョンを見つけ、その実現のためのミッションを起こし続ける方法を解説した書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.活学の全体像を理解する
2.活力の源泉となる「ビジョン」を描く
3.成熟社会の「欲求」を知る
4.リアルの世界で「行動」を起こす
5.「感情」のコントロール方法を知る
6.「負の感情」への対処法を知る
7.自分だけは自分のファンになる
8.描いたビジョン通りに世界は変わる
この本の冒頭で著者は、「自分のビジョンを見つけ、その実現のためのミッションを起こし続ける」ことの重要性を述べています。
本書の前半では、「活学の全体像を理解する」「活力の源泉となる『ビジョン』を描く」ことの大切さについて、以下のポイントで説明しています。
◆ 「成熟社会」で起きていること
◆ 自分のファンになるためのビジョンメイキング
◆ 活学の土台となる思考法
この本の中盤では、「成熟社会の『欲求』を知る」「リアルの世界で『行動』を起こす」ための考え方と実践法が紹介されています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 欲求とビジョンの関係性
◆ 活学の欲求10段階
◆ 「未経験の行動」を阻む機能
本書の後半では、「『感情』のコントロール方法を知る」「『負の感情』への対処法を知る」ための考え方や行動が語られています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 抑圧される「感情」
◆ 感情をコントロールする3つの能力
◆ 「負の感情」が湧く仕組みと対処法
この本の締めくくりとして著者は、「自分のビジョンを見つけ、その実現のためのミッションを起こし続ける」ことが、世界と私を調和させる生き方につながると述べています。
あなたも本書を読んで、「活学」という思考法を取り入れ、自分で自分のファンになる生き方を始めてみませんか?
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では、今日もハッピーな1日を!【3723日目】