「ビジネスでうまく行かない人には共通点がある」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、心理を活用したマーケティングを得意とし、起業後わずか3年で「億」を稼ぐプレーヤーとなった船ヶ山哲さんが書いた、こちらの書籍です。
船ヶ山哲『稼ぎたければ、捨てなさい。 起業3年目までに絶対知っておきたい秘密の裏ルール』(きずな出版)
この本は、どのような視点や考え方を持てば、起業に成功して生き残ることができるのか、その根源的な起業の秘密の裏ルールを解説している書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.クビに怯えて生きる人生は、もう捨てる
2.TOP1%の「起業思考」を手に入れる
3.「顧客心理」を自由自在にあやつる
4.商品を変えずに「売上」を10倍にする
5.「冷やかし客」と「ズレた市場」は早く切る
6.新規客を殺到させる「非常識な集客法」
7.起業の命運を分ける「共通点」と「タイミング」
8.ビジネスの本質をつかむ
9.起業とは科学である
本書の冒頭で著者は、会社が倒産または解散する確率は、設立10年以内で93.7%である、という統計数字を紹介しています。
まず起業して大切なことは、以下のような「ビジネスの流れを知る」ことだ、と本書では述べています。
1.市場選定
2.リサーチ
3.集客
4.セールス
5.納品
6.アフターフォロー
つまり、「見込み客リスト」をきちんと持って、「見込み客」に対する情報発信を行い、「1万時間の法則」で膨大な時間と労力をかけて身につけたことを伝えるビジネスをすることが大切です。
次に、顧客心理を理解し、「戦う市場」を決め、「冷やかし客」と「ズレた市場」を早く切ることが必要だ、と著者は言います。
さらに、競合他社のリサーチとして、「お客様の声」を検索し、分析することを本書では提唱しています。嘘の情報が多く含まれているものの、そこにはお客様の本物の願望、悩み、痛み、フラストレーションなどが含まれ、次のアイデアの種を見つけることができる、ということです。
本書の後半には、起業の命運を分ける「共通点」と「タイミング」について書かれています。それは次の手順でリサーチすることです。
◆ 既存客の共通点を知る
◆ 見込み客を把握したうえでのターゲット設定
◆ これまでお金になった集客法を洗い出す
◆ ターゲットに対してメッセージを投げる
◆ 「自分の勝ちパターン」を繰り返す
本書の最後では、ビジネスの本質を知ること、および「ビジネスは科学である」ことが説明されています。ここでは敢えて詳しく解説をしませんので、興味の湧いた方はぜひ、本書を手に取ってお確かめください。
起業して3年以内に結果を出し、成功して生き残りを目指す方に、本書を心から推薦します。
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では、今日もハッピーな1日を