書評ブログ

『海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく』

「世界を旅してみたい人。好きな場所で働きたい人。旅と仕事を両立させたい人。そんな人たちを思い描いて作りました。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、大学生の時にニューヨーク留学と世界一周を経験、旅仲間と株式会社TABIPPOを起業し、旅行メディアの編集長を務め、現在は株式会社スラッシュワーカーズの代表を務めながら、海外ノマド体験「ノマドニア」を世界4カ国で運営しているノマドワーカールイス前田さんが書いた、こちらの書籍です。

 

ルイス前田『海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく』(扶桑社)

 

この本は、著者と同じように、息を吸うように旅と仕事を両立させている56人の海外ノマドの知識と経験を結集させて作った「旅と仕事の攻略本」です。

 

本書は以下の8部構成から成っています。

1.導入

2.海外ノマド56人のプロフィール紹介

3.海外ノマドになる前のこと

4.海外ノマドの始め方

 

5.海外ノマドとお金

6.海外ノマドと仕事

7.海外ノマドの将来

8.まとめ

 

この本の冒頭で著者は、「好きな場所で、好きな時間に、好きな人と働く。本書を読めば、誰でも実現出来ることがわかります。」と述べています。

 

本書の前半では、「導入」「海外ノマド56人のプロフィール紹介」および「海外ノマドになる前のこと」について以下のポイントを説明しています。

◆ ノマドの定義は遊牧民、定住先を持たずに住む場所を変えながら暮らすライフスタイルの人たち

◆ 海外を中心に暮らす「海外ノマド」

◆ 海外ノマドワークが体験できる「ノマドニア」

◆ 56人の海外ノマドプロフィールは多彩、始めた年齢は20代~30代前半が多い

◆ 海外ノマドになるには、とにかく実績を作ること

 

この本の中盤では、「海外ノマドの始め方および「海外ノマドとお金」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 海外ノマドに必要なスキル:①生き方や働き方に関するスキル

◆ ②売り物になるハードスキル(ライター、動画編集、デザイナー、広告運用など)

◆ ③リテラシー・ソフトスキル(コミュニケーション、自己管理、お金の管理など)

◆ 貯金、英語力、ハードスキルはないよりはあった方がいい

◆ 海外ノマドを始めてからすぐに収入、3カ月以内に黒字化の人が多い

 

◆ 海外ノマドの収入中央値は440万円でフリーランス全体と同じ

◆ 稼ぐという気持ちと目の前の仕事に全力で取り組むことが秘訣

◆ 複数の職種・収入源に仕事を広げると収入が増えて安定する

◆ 月5~9万円稼げれば、海外ノマドとして生活できる

◆ エポスゴールドカード、リクルートカード、楽天プレミアムカード3種セットがお勧め

 

本書の後半では、「海外ノマドと仕事」「海外ノマドの将来」および「まとめ」ついて説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 海外ノマドの営業:①友人の友人は仕事を持っている

◆ ②仕事は人が集まるところに集まる

◆ ③仕事をお願いしたいときに思い出してもらえるか

◆ 最初の仕事は、WEBサイト制作、動画編集、WEBライティングなど

◆ ノマドワーカー・ビザを発行している国43カ国はさらに増加へ

 

この本の巻末には、ノマドにおすすめの国が掲載されています。初心者におすすめのノマド先Top3は以下の場所です。

1.トビリシ(ジョージア)

2.バリ島(インドネシア)

3.バンコク(タイ)

 

また、コスパが良いノマド先Top3は次の通り。

1.イスタンブール(トルコ)

2.リスボン(ポルトガル)

3.ペナン島(マレーシア)

 

本書の締めくくりとして著者は、「好きな時に、好きな場所で暮らしたい、人生のハンドルは自分で握って、やりたいことを諦めたくない。そう決意して、実現した人たちは知らないところに沢山いました。」と述べています。

 

あなたもこの本を読んで、好きな場所で、好きな時間に、好きな人と働く「海外ノマド」というライフスタイルに挑戦してみませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3474日目】