全米で100万人の心が震えたというスピーチが書籍になり、日本語翻訳版になりました。
本日紹介するのは、様々な職歴を経て、米国シラキュース大学教授になったジョージ・ソーンダーズさんが書いた、こちらの書籍です。
ジョージ・ソーンダーズ『人生で大切なたったひとつのこと』(海竜社)
この本は、「15分で読めるけれど一生あなたの心に残る本」と言われ、ベストセラー『思考の整理学』の著者である外山滋比古さんが、「いま日本人にいちばん読んでもらいたい本」だと絶賛している書です。
著者のジョージ・ソーンダーズさんは、米タイムズ誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりにも選ばれた、短篇小説の名手です。
著者は、2013年5月11日、米ニューヨーク州の名門校、シラキュース大学教養学部の卒業式で、同学部の教授として、卒業生に向けてユーモアたっぷりのスピーチをしました。
卒業式スピーチの大半はまもなく忘れられてしまうものですが、このスピーチは卒業式の3ヶ月後に、ニューヨーク・タイムズ紙のWEBサイトにスピーチ原稿が掲載されると、たちまちアクセス数が100万を超えて世界中で反響を巻き起こした、ということです。
本書は、英語の原文の右側に日本語訳を掲載する形式で書籍化されましたが、ほんとうに読みやすく書かれています。
卒業スピーチの中で著者は、「人生を振り返って、あなたが後悔していることは何ですか?」という質問に対する答えを述べています。
わたしが人生でもっとも後悔しているのは、「やさしさがたりなかった」ということです、というのが著者の答えです。
スピーチは、こう締め括られています。
「すばらしく幸せな人生と、ありとあらゆる幸運を祈っています。そして、すてきな夏になりますように。」
あなたも本書を読んで、「人生で大切なたったひとつのこと」について、考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を