「老後のお金」と「居場所」の不安を、50代から “無理なく” 解消する方法をまとめた本があります。
本日紹介するのは、石川県金沢市生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、リクルート、ぴあを経て1991年に独立。コンテンツ企画制作に携わりつつ、30年以上にわたり副業・複業、地方創生、起業支援、ICT利活用など幅広いテーマで執筆・講演を続けてきた副業評論家。
『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』『通信業界のしくみ』などの著作を持ち、中小企業支援の専門家としても活動する藤木俊明さんが書いた、こちらの書籍です。
藤木俊明『副業・複業・ひとり社長で年金に月プラス10万円を得る方法』(日経ビジネス人文庫)
この本は、40~60代が “リスクを最小限に抑えながら始められる副業・複業・ひとり社長” の実践知をまとめ、老後の安心につながる「月10万円のプラス収入」を実現するための決定版ガイドです。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.「年金プラ10」生活への準備
2.「副業・複業」で「年金プラ10」を無理なく実現する11の方法
3.「ひとり社長」で「年金プラ10」を無理なく実現する方法
4.小さく始めて確実に稼ぐ! 仕事獲得の最短ルート
5.賢くトクする! 公的支援を活用しよう
6.稼げる自分をつくる! 差別化ポイントと「通る事業計画書」
7.誰もが直面! 「年金プラ10生活」と介護、老親問題、思わぬ出費
本書の前半では、年金だけに頼らず「月10万円」をプラスする生き方の全体像が語られます。副業を “老後の保険” として捉える考えは、現代の働き方に強くマッチしています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 「会社」をメインクライアントと捉えると働き方が変わる
◆ あれもこれも “やってみる” 姿勢が副業成功の第一歩
◆ 小さく始め、大きく育てるローリスク戦略が鉄則
◆ 副業をすると本業の視野が広がり、成果も向上する
◆ 早めの準備ほど “居場所と収入” の両方が整う
この本の中盤では、副業の具体的な始め方が圧倒的に実践的に整理されています。50代以降でも “無理せず成果が出る” メニューが豊富なのが特徴です。
◆ 仕事仲介サイトを使えば、即日から収入機会を得られる
◆ 会社で得た知識・経験・技術は副業で最強の武器になる
◆ 好きなこと・趣味も立派な収益源になる
◆ ネットで短期作業を請け負う軽作業副業は参入障壁が低い
◆ 「ひとり社長」なら定年がなく、一生働ける仕組みが作れる
本書の後半では、公的支援の使い方、事業計画の作り方、介護・老親問題への備えなど “人生後半の現実” に直結した知恵が詰まっています。
◆ 補助金・助成金は副業スタートの強い味方
◆ 自分をプロデュースする技術が差別化の決め手
◆ 写真はプロに撮ってもらうと信用力が一気に高まる
◆ AIを使えば作業時間を劇的に短縮できる
◆ 介護・予期せぬ出費も「副業の収入」がリスクヘッジになる
定年後の働き方は “気合い” ではなく “設計” で決まる時代。月10万円は大きな負担なく実現でき、老後の安心感を劇的に変えます。「副業=大変」という思い込みを取り払い、
“いまの延長でできること” から小さく始める勇気をくれる良書で、お薦めです。
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では、今日もハッピーな1日を!【3933日目】








