「2025年のトレンドを大きく決定するのは、2024年11月の米大統領選挙におけるトランプの圧勝である。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1952年、東京都生まれ、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。77〜85年、アメリカ留学してクレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員、82年から近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行している国際政治学者の藤井厳喜さんが書いた、こちらの書籍です。
藤井厳喜『藤井厳喜フォーキャスト2025』(WAC)
この本は、2025年の国際情勢を展望・予測しようというものです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.トランプ完勝で世界は「こう」変わる!
2.世界は ”4つの勢力” による争いだ
3.アメリカと自由世界の今後はどうなる?
4.トランプ反撃で、世界和平和に向かう!
5.欧州の惨状
6.鎖国化するチャイナに ”明日” はない!
7.沈静化するウクライナ戦争、中東戦争
8.日本は国際社会の激流に耐えられるのか
この本の冒頭で著者は、「2024年は日本・アメリカはもちろんのこと、世界的にもいわゆる、大手マスコミの機能不全が白日の下に晒された年であった。日本でも大手メディアだけ見ていたのでは、トランプ当選は予測できなかったし、ましてトランプ当選が持つ意味が全く理解できないだろう。」と述べています。
本書の前半では、「トランプ完勝で世界はこう変わる!」および「世界は ”4つの勢力” による争いだ」について以下のポイントを紹介しています。
◆「民主党の不正選挙」を防ぐ仕組みが機能した
◆ 露骨な民主党の言論統制
◆ 横軸:ナショナリズム vs グローバリズム、縦軸:資本主義 vs 社会主義で4つの勢力に
◆ ”キシバ政権” は、「無国籍企業的グローバリスト」政権
◆ 第三の波(AI革命)を破壊するハリスの民主党
この本の中盤では、「アメリカと自由世界の今後はどうなる?」「トランプ反撃で、世界和平和に向かう!」および「欧州の惨状」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ オバマから分断が始まったアメリカ
◆ オバマが目指すアリンスキーの共産主義革命
◆ 司法省・FBIの反トランプ・キャンペーンの首謀者はオバマ
◆ 不法移民を国民の税金で賄うのは、福祉制度を悪用して国家を破壊する革命プログラム
◆ トランプ政権の4年間は、米国株式投資は有望
◆「アイアンドーム」構想がアメリカを浮上させる
◆ 英国守旧派をバックに持つディープステートのネットワーク
◆ メディア・議会・官僚の「隠れた鉄の三角形」がディープステートの正体
◆ 脅威を増すネオコン・グローバリストの影響力
◆ ネオコンと ”民主党内極左” 戦争屋とは考えが一緒で英国守旧派につながる
◆ ハドソン研究所やヘリテージ財団は、実は反トランプ
◆ 米国大使館のエルサレム移転でユダヤ系はトランプ支持に
◆ グローバリズムによる国家破壊で英国・フランス・ドイツ・EU
◆ タックスヘイブン・ネットワークを牛耳っている英国守旧派
◆ タックスヘイブンの特徴は低税率だけでなく守秘法域
◆「シティ・オブ・ロンドン」という迷宮
◆ ハリスは夫・エムホフを通じて英国守旧派に繋がる
◆ 世界四大監査法人はすべて英国系、タックスヘイブン脱税を手助け
◆ 英国王室の代理人を務める法律事務所DLAパイパー創業者ノウルズとエムホフの繋がり
◆ ノウルズはドミニオン投票機の製造元・英国スマートマティック者の重役
本書の後半では、「鎖国化するチャイナに ”明日” はない!」「沈静化するウクライナ戦争、中東戦争」および「日本は国際社会の激流に耐えられるのか」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ チャイナは鎖国化で「巨大な北朝鮮」になる
◆ 大失敗が明らかになった「一帯一路構想」
◆ ウクライナ戦争、中東戦争は沈静化へ
◆ 陰でテロリストを支援する英国守旧派
◆「キシバ政権」では日本の景気は浮上しない、円安も変わらない
この本の締めくくりとして著者は、「石破よ、堂々と靖國神社に参拝せよ」と述べています。
あなたも本書を読んで、「日本は国際社会でどう生き残っていけるのか」を考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3652日目】