書評ブログ

『1人のお客様が100回再来店する店づくり』とは?

サロン開業6年目で、顧客数4000名超、紹介率67%、リピート再来店率94%という業績を挙げた秘訣やノウハウを公開している本があります。

 

 

本日紹介するのは、美容業歴22年、トータルビューティーエステティックサロンのオーナーで、現在3店舗の経営をする石川佐知子さんが書いた、こちらの書です。

 

 

石川佐知子『1人のお客様が100回再来店する店づくり』(同文館出版)

 

 

この本は、サロン開業6年目で業績を17倍に拡大してきた著者が、多くの失敗から学んだ「売上げをつくるノウハウと秘密」を、事例を交えて余すところなく紹介しています。

 

 

 

本書は以下の7部構成で、常連客で溢れるサロンにするための50項目を整理して紹介しています。

 

 

1.1人のお客様が何度も再来店する店はんあぜ繁盛するのか

 

2.「尊敬される存在であること」が大事なお客様の心をつかむ

 

3.お客様の「こうなりたい」を叶えるカウンセリングの7つの成功法則

 

4.お客様の求めているものを引き出す接客法と会話術

 

5.悩みを解決して望みを叶える提案力を身につける

 

6.大事なお客様の来店を維持するには

 

7.サロン発展のためにスタッフ教育で一番大切なこととは

 

 

本書の冒頭で著者は、「新規集客よりも既存客を大切にする理由」を述べています。フリーペーパーで値引き目当てのお客様を集めるのではなく、コアなファンを時間をかけて作っていくことを提唱しています。

 

 

どこでも初めは1人のお客様から始まり、上位20人の固定客を大切にすることで、何度も再来店してくださるようにすれば経営は安定する、と著者は言います。

 

 

とくに、著者の石川さんが経営するサロンで徹底しているノウハウとして、本書では、来店するとどんな価値があるのか、サロンの価値を伝え、次回予約を取ることを強調しています。

 

 

また、エステティシャンとしての役割を理解し、プロとしての知識・技術をつねに磨き、お客様の悩みに対して提案やアドバイスができなければいけない、としています。

 

 

そして、「一生勉強」「お客様のためにできることを」という意識で接することが大切だ、ということです。プロの仕事として当然のことなのですが、これがきちんとできていないサロンが多いそうです。

 

 

また本書の後半で、「お客様をえこひいきする」という常識から外れた言葉が出てきますが、これは著者の石川さんが以下のビジネス書を読み、セミナーにも参加した高田靖久さんの考え方に感銘を受けたからだそうです。

 

 

 

また本書を読んでいて驚かされるのが、カウンセリングでのお客様との会話や、実際に著者の経営するサロンで使っているカウンセリングシートの実物例を開示していることです。

 

 

ここまでサロンのノウハウを出していいのだろうかと思ったりしますが、その疑問は本書の最後の部分を読んで解消されました。

 

 

本書の最後で、「仕事ができる人とできない人、結果が出る人と出ない人との違いは、シンプルなことで、行動するかしないかだ」と著者は述べています。

 

 

人に聞いたことや本で読んだことで、「いいな」と思ったことは、素直に実践してみる、ということを著者の石川さんは薦めています。それだけ、「行動」をする人が少ない、ということです。

 

 

あなたも本書を読んで、そして実際に「行動」して、自分の未来や運命を変えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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