書評ブログ

『ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超高配当株投資入門』

「私は消防士時代に株式投資を始めて、49歳で早期退職。それから専業投資家に転身し、62歳となったいまでは、資産8億円、保有株から得られる配当金は年2000万円を超えています。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1961年三重県生まれ、元消防士(公務員)で、13年前、49歳のときに株式投資で資産2億円を築いたことから早期退職し、生活費のすべてを株の配当金、株主優待でまかなう生活を送っている専業投資家かんちさんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

かんち『ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超高配当株投資入門』(ダイヤモンド社)

 

この本は、「老後資金は国が何とかしてくれるはず」と過度な期待を抱くのをやめて、高配当株投資によって自分自身で老後の安定収入、いわば ”自分年金” を築いていくための本です。

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

1.元消防士が年間配当2000万円

2.かんち式 高配当株を探す5つのステップ

3.10万円から始める「自分年金」1億円への道

4.かんちオススメ!「最強の高配当株✕優待株」36

5.かんち流「買い」「売り」9つの法則

6.生活費をすべて株でまかなう投資術

7.投資以前に大切なこと

 

この本の冒頭で著者は、「安定的に配当金が入ってくる高配当株は『本当にお金が入ってきた!』と感じやすい」と述べています。

 

本書の前半では、「元消防士が年間配当2000万円および「かんち式 高配当株を探す5つのステップ」について以下のポイントを説明しています。

◆ 景気の悪き時に買い、いい時に売るのが、株の帝王学

◆ 高配当株投資は農業に似ている、小さな芽から時間をかけて大きく育つ

◆ 高配当株5:優良株3:成長株2の分散型の投資ポートフォリオ

◆「貯株」を強く意識する

 

◆ 配当利回り3.5%以上の利回りの株

◆ 増収増益・増配の株

◆「PER × PBR = 15倍超」の割高を除外

◆ 一時的な要因で上がった銘柄を除外

◆ 厳選した銘柄を株価が下がったところで買う

 

この本の中盤では、「10万円から始める自分年金1億円への道および「かんちオススメ! 最強の高配当株✕優待株 36」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ FIREするなら資産2億円を目指す

◆ かんちの「最強の高配当株✕優待株」6銘柄

◆ ➀VTホールディングス、②愛知電機、③Cominix

◆ ④アグレ都市デザイン、⑤エプコ、⑥飯田グループホールディングス

 

本書の後半では、「かんち流 買い  売り 9つの法則」「生活費をすべて株でまかなう投資術」および「投資以前に大切なこと」ついて説明しています。とくに共感できるポイントは以下の通りです。

◆「売らない」と決めてストレスから解き放たれる

◆ 買い物も外食もすべて優待券を駆使

◆ チェックすべき3つの指標:➀売上増、②利益増、③連続増配

◆ 10年に1度のチャンスをつかむ(= VX指数が30を越えたら買い)

◆『会社四季報』は夏号だけ買う

 

この本の締めくくりとして著者は、「入金力を高めるために節約する」「投資とは、お金に煩わされることなく人生を楽しむための手段」と述べています。

 

あなたも本書を読んで、ほったからしで年間2000万円はいってくる「かんち式高配当株投資」を学び、「自分年金」をつくっていきませんか。

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

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では、今日もハッピーな1日を!【3436日目】