アンチエイジングにまつわる30の疑問を「バトル形式」で紹介している本があります。
本日紹介するのは、日本抗加齢医学会理事長の坪田一男教授が書いた、こちらの書籍です。
坪田一男『アンチエイジング・バトル最終決着』(朝日新書)
この本は、アンチエイジングに関する健康法が錯綜している中で、「結局どれが正しいのか?」という疑問に答えるための書です。
それぞれの分野の専門医の意見や最新の研究成果をもとに、賛成意見、反対意見を紹介した上で、結論を披露しています。
本書は以下の5分野の構成から成っています。
1.食
2.健康食品
3.体の部位別
4.医療
5.そのほか
本書では、世の中でよく言われているアンチエイジングのための健康法について、その概要を解説し、それぞれの専門の立場からの意見を整理していて、分かりやすく書かれています。
いいところは、賛成意見の「YES]と、反対意見の「NO]を併記した上で、著者としての「結論」を提示しているところです。
そして、賛成・反対と意見が分かれる理由として、次の2点が重要な論点だと、本書では述べています。
1.酸化ストレス仮説; 人間が活動した結果出る活性酸素(フリーラジカル)が老化を進める
2.代謝理論; 食べたものをエネルギーに変え(代謝)生きていること自体が老化する原因
アンチエイジングを考える時に、上記1の立場なら「抗酸化」であり、上記2の立場なら「カロリーリストリクション(通称:カロリス=カロリー制限)」ということになります。
アンチエイジングに関する健康法に対する主な疑問点として、以下のものが採り上げられていて参考になります。
◆ 水はたくさん飲むべきか?
◆ 砂糖は体に良いか?悪いか?
◆ 食事は1日1回? 3回?
◆ 牛乳は飲むべきか?
◆ 必要なのは糖質制限? 脂質制限?
◆ サプリメントは摂る? 摂らない?
◆ ホルモン補充療法の効果とリスク
◆ 脳の抗加齢は可能か?
◆ レーシックは良い? 悪い?
◆ ハゲのアンチエイジングは効く?
◆ 小太りは長生きできる?
◆ 肌年齢を保つには日焼けは絶対禁止?
◆ がん検診はすべきか?
◆ がんは予防できるか?
◆ 幸せは結果か? 原因か?
◆ブルーベリーで目は良くなる?
◆ 遺伝子検査はすべきか?
◆ 本当に0時前に寝るべきか?
◆ マラソンは体に良い? 悪い?
◆ 運動は食前? 食後?
あなたも本書を読んで、世の中の通説と言われている「アンチエイジングに関する健康法」について、改めて正確な知識を整理してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を