「その仕事、もう終わったの?」と誰もが驚くという、「異次元スピード仕事術」を公開している本があります。
本日紹介するのは、日本のトップ金融機関で最も忙しい部署に配属され、「1週間かかる仕事を1日で終わらせた」経験を持つ、ビジネス評論家の中村一也さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
中村一也『7つのゼロ思考 外資系コンサルも知らない「異次元スピード仕事術」』(ぱる出版)
この本は、日本のトップ金融機関の最も忙しい部署で、しかも働きたくても働けない制約条件の中で、それでも3人分の仕事を1人で行わなくてはならなくなった著者の中村さんが、「仕事のスピードを劇的にアップさせる思考術」を身に付け、それを公開している書です。
それは「残業なし」、「根性いらず」で、通常なら1週間かかる仕事をわずか1日で終わらせる「異次元スピード仕事術」で、著者は「7つのゼロ思考」と呼んでいます。
本書は、この「7つのゼロ思考」を順次、解説していく形で、以下の7部構成から成っています。
1.「ボール=0」 <ボール(仕事)を受けたらすぐ離す>
2.「期待値=0」 <アウトプットの質への期待を低く抑える>
3.「デスク=0」 <デスクを空にする>
4.「オリジナル=0」 <ゼロベースから始めない>
5.「作業=0」 <他人に作業を任せる>
6.「モレ=0」 <全体を把握し、漏れをなくす>
7.「モノマネ=0」 <「新しさ」で高いアウトプットを生み出す>
本書で説明されている「7つのゼロ思考」は、いずれも実例が記されていて、著者の経験が分かりやすく紹介されているため説得力があります。
もともと私も大手金融機関の出身ということもあって、本書で書かれている仕事については、概ねイメージできるので、分かりやすく参考になりました。
具体的な中味については、敢えてここでは触れませんので、興味のある方はぜひ、本書をお読みください。とても分かりやすいので、アッという間に読了できます。
また、本文の途中に「10のコラム」が挿入されていて、専門用語も多いのですが、とても興味深い内容です。シンプルで分かりやすい本文の合い間にあって、一味ちがうアクセントになっています。
◆ 「目標を持つこと」の合理性
◆ なぜ人は宝くじを買ってしまうのか?
◆ 一生涯飲み放題を10万円で提供する居酒屋
◆ 「読まず」に本を「読む」方法
◆ 人の話を聞き流せる能力
◆ 意外なものが研究対象になる京都という不思議な都市
◆ イチロー選手から学ぶ適切な目標設定
◆ 囲碁ソフト「Alpha Go」の衝撃
◆ 英語を身に付けるために必要な2つの要素
◆ 金融工学では儲からない
あなたも本書を読んで、「異次元スピード仕事術」を身に付けてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を