書評ブログ

『65歳からの英会話』

「人生100年時代、学びに遅すぎることはない――そんな思いで、英語をもう一度始めたいシニアの方へ」と語りかけてくるような本があります。

本日ご紹介するのは、20万部突破のベストセラー著者が、シニア世代に向けて「ゆっくり・やさしく・楽しく学べる」英会話フレーズを厳選した、こちらの書籍です。

野村真美『65歳からの英会話』(明日香出版社)

この本は、大きな文字・カタカナルビ付き・音声CD完備という3拍子がそろった、「はじめてでも、再挑戦でも安心して学べる」やさしい英会話フレーズ集です。

本書は以下の14部構成から成っています。

1.あいさつ

2.気持ちを伝える

3.いろいろな話題

4.交流、人づきあい


5.食事をする

6.街で

7.レストランで

8.ショッピング

9.交通機関

10.ホテルで


11.健康、体調について

12.病院、薬局で

13.空港で

14.トラブル

この本の冒頭では、「これからの人生をもっと楽しむために、英語を学んで世界を広げよう」と呼びかけながら、無理なく日常に英語を取り入れる工夫がちりばめられています。

本書の前半では、第1部~第4部を通じて、日常の基本的な表現や交流の基本フレーズを丁寧に紹介しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 日常の「こんにちは」「ありがとう」から始まるやさしい会話練習

◆ 「うれしい」「びっくりした」など、気持ちの伝え方も多数掲載

◆ 旅行や趣味、天気など話題の引き出し方も習得できる

◆ 人との交流を楽しむための「初対面」や「自己紹介」フレーズも豊富

◆ ジャンル別の「日常単語」で語彙力アップをサポート

 

この本の中盤では、第5部~第9部にかけて、「外出先で使える英語」に焦点が当てられます。主なポイントは次の通りです。

◆ 食事の注文、レストランの会話、支払い時の表現など実践的内容

◆ 買い物時のフレーズは、価格交渉・返品対応まで対応可能

◆ 交通機関での「行き先を伝える」「時刻を聞く」フレーズが豊富

◆ 道に迷ったときの助けを求める表現も丁寧に解説

◆ ホテルでのチェックイン・設備確認など現地で役立つ内容満載

後半の第10部~第14部では、「旅行や生活に密着したテーマ」が中心となります。主なポイントは以下の通りです。

◆ ホテルでの要望・苦情・ルームサービスの伝え方を網羅

◆ 体調不良時に使える表現や、医師との会話例が充実

◆ 薬局で症状を伝える・薬の用法を尋ねるフレーズも多数

◆ 空港での入国・出国・荷物の確認など一連の会話例を収録

◆ トラブル時(道に迷った/財布をなくした)の対処表現も網羅

本書には、すべてのフレーズにカタカナルビがふられており、さらに「日本語→英語」の順で収録されたCD(約78分)付き。また、ダウンロード音声にも対応しており、スマホでも気軽にリスニング練習が可能です。

この本の締めくくりとして著者は、「年齢を重ねても、新しい学びは人生の喜びになる」と語りかけています。

あなたも本書を手に取り、英語を通じて世界とのつながりを感じ、「学ぶ楽しさ」を再発見してみませんか?

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では、今日もハッピーな1日を!【3764日目】