「50代の生き方で、60代・70代の幸福度が上がる」と説いている本があります。
本日紹介するのは、博報堂で8年間CMプランナーの後、独立して事務所を設立して活躍する作家の中谷彰宏さんが書いた、こちらの書籍です。
中谷彰宏『50代でしなければならない55のこと』(ダイヤモンド社)
この本は、日本人の幸福度調査で「幸福感」が最も下がる世代と言われる50代の生き方について、「幸福を感じる力」をつけよう、と提唱している書です。
本書は「50代でしなければならないこと」を計55の工夫として整理し纏めた本です。それぞれ生きるヒントがもらえる工夫ですが、現在50代の私自身が感銘を受けて実践している工夫を以下に紹介します。
◆ 脳は50代で人生最強になる、脳に自信を持とう
◆ 連想記憶で脳を使う、自分の体験とつなげよう
◆ 違う考えの人の協力者になる、ライバルを応援しよう
◆ 関係のない相談役になる、黙って話を聞こう
◆ 負けるのはカッコ悪くない、トライしないのがカッコ悪い、トライして負けよう
◆ 自由とは変わることだ、「昨日まで」と変わろう
◆ 諦めないで勉強する、貯金のかわりに勉強しよう
◆ 自己投資をして将来に備える、将来のために勉強しよう
◆ 自己流ではなく先生に学ぶ、先生につこう
◆ 見返りを求めないことで幸福を感じる、見返りを求めない
◆ 結果を優先しない、エントリーしよう
◆ 行ける所より行きたい所に行く、「ムリ」と言われることをしよう
◆ 日常を旅にする、近所で冒険しよう
◆ 機会を自分でつくり自分で変える、誘われるより誘おう
◆ 持ち物を少数精鋭にする、道具を師匠にしよう
◆ モノを持たないぜいたくをする、大物を捨てよう
◆ バルコニーから眺める、木に登ろう
◆ スケジュールをぎゅうぎゅうにしない、スケジュールをあけよう
◆ 定年になったらしたいことを今する、「10年計画の習いごと」をしよう
これらの工夫は、50代でやることにより、より幸福な60代・70代が過ごせることばかりで、生き方の大きなヒントになります。
例えば、「定年になってからしたいことを今する」というのは、まさにそうだと思いました。何かを成し遂げるには10年かかると考えると50代から始めて丁度いいでしょう。
60代になってから時間が出来たからと始めてみて、「こんなはずじゃなかった」と思う人が多いと言います。その時には後戻りができず、この先なにをしたらいいか途方に暮れることになります。
また本書の最後に、「自分らしくないこと」が新しい自分との出会いとなる、と説いて、自分らしくのワクを飛び越えることを提唱しています。
まさにそうしたことができるのも50代で、「50代の生き方」がいかに大切かが分かりました。
あなたも本書を読んで、「50代でしなければならない」工夫を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を