「あなたが大切にする人が増えるとあなたの幸せも増える」と説いて、誰もが幸せになれる世界一シンプルな方法を提唱している本があります。
本日紹介するのは、日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアで、1970年代から科学的なメンタルトレーニング研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(SBT)」を構築した西田文郎さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
西田文郎『新装版 10人の法則』(現代書林)
この本は、成功にいちばん必要なものは、強さ=競争力ではなく、「感謝力」だと説いている書です。
そして、以下の問いに対する答えが書かれています。
◆ 感謝することで、どうして力がわいてくるのか
◆ 確かなものは何ひとつなく、不確かなものしか見ててこない現代社会の中で、私たちは何を拠り所として生きたらよいのか
◆ こんな不安な世の中で自分の夢を確実に実現し、人生に成功するには何が必要なのか
本書は以下の3部構成から成っています。
1.成功者は孤独ではない 『10人の法則』導入編
2.人は嬉しいと感謝したくなる 『10人の法則』実行編
3.喜びが心の枠を壊す 『10人の法則』活用編
この本の最初で著者は、「自分は運がいい」という錯覚が大切で、脳の中にその錯覚があるかどうかで成功が決まる、と述べています。
つまり「自分は運のある人間だ」という錯覚があると、次のようになります。
◆ 自分に自信が持てる
◆ 自分のすることにも自信が持てる
◆ 脳が肯定的になり、最高のプラス思考になれる
◆ 能力を制限しているマイナス思考のブロックがはずれ、脳全体が活発に動き出す
◆ 成功、幸せがらくらくイメージできて、努力が苦労でなくなる
◆ だから困難にぶつかっても、あきらめなくなる
次に本書では、感謝について次の『10人の法則』の力を説明しています。
◆ あなたが感謝すべき人、10人の名前をあげなさい
◆ そして1年以内に、10人全員にあなたの「感謝」を伝えなさい
感謝は具体的に、以下のような力を持っています。
◆ 人間は絶望の中でも感謝できる
◆ 感謝はすべてを肯定する
◆ 現実を受け入れると先へ進める
◆ 感謝は死の恐怖をもはねのける
◆ 不幸のどん底を救った感謝の力
◆ 感謝の力の存在を脳は知っている
◆ 感謝の多くは理屈で完結している
◆ 恩返しは嬉しい義務である
最後に著者は、「なりたい人」といる効果を以下のように説明しています。
◆ なりたい人といると意識が変わる
◆ なりたい人といると限界が壊れる
そして、お金がなくても社会的な力がなくても、誰にでも簡単にできる「無財の七施」を次の通り紹介しています。
1.捨身施: 自分の行動で相手を助けたり、サポートしたりしてあげる
2.心慮施: 相手の悲しみや喜びに共感する
3.和顔施: やさしい表情、ほほえみで相手の心を和ませる
4.慈眼施: いつくしみの目で安心させる
5.愛語施: 温かい言葉で語りかける
6.房捨施: 居場所を提供する(心にゆとりを与える)
7.床座施: 積を譲るように譲り合う
もともと『10人の法則』が出たのは、10年前の2008年でした。当時の女子ソフトボールや今年のオリンピックで、スケートのパシュートが金メダルを獲れたのは、まさに「感謝の力」だと、著者の西田さんは述べています。
成功のテクニックや幸せになるノウハウは世間に氾濫していますが、それよりもこの本では、根本(不易)をつかむことがいちばんの近道だ、と説明しています。
それをつかむための最高の方法が『10人の法則』だと、著者の西田文郎さんは言います。
『10人の法則』を実行すると、こんなふうに変われます。
◆ 自分の過去を肯定できる
◆ 自分も人も好きになれる
◆ 自分の未来が見えてくる
◆ 自分を信じることができる
あなたも本書を読んで、『10人の法則』を実践してみませんか。
めざす成功を実現し、幸せな人生を送りたい、すべての人に、心からこの本を推薦します。
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では、今日もハッピーな1日を