書評ブログ

TOEICテストを必勝に導く単語力の補強

今日は第197回TOEIC公開テストの実施日です。これから、毎朝の日課である 「音読」 トレーニングをこなしてから、ゆっくりと会場に向かいます。今日は珍しく東京の会場で受験します。そこで、本日紹介したい本はこちらです。

 

小山内大 『新TOEICテスト必勝単語力スピード補強』 (祥伝社黄金文庫)

 

この本は、TOEICテストによく出る基本的な単語に焦点を絞り、効率的に語彙を高めることを目的に作られています。出題頻度の高い基本的な単語と関連表現が厳選して紹介されています。

 

構成もなかなか工夫されていて、習得しやすくするため、紹介する語彙が以下の10ジャンルに分類されています。さらに、基本形容詞・副詞と基本動詞が最後に追加された構成で、分かりやすいです。

 

1.販売・流通
2.会社・経営
3.経済・市場
4.雇用・手当
5.金融・株式

6.オフィス・通勤
7.産業・テクノロジー
8.IT
9.旅行・ホテル
10.社会生活

 

これら10分野はいずれも、TOEICテストでは必ず出てくるシーンで、毎回出てくる単語もあります。TOEICスコアをアップするには、これらビジネスで頻繁に使われる基本語彙を繰り返し覚えて習得することが必須です。

 

私も今日の試験は今年の第1回目だし、このところ狙ったスコアがなかなか出ないので、最新の 『TOEIC公式問題集』 (2014年11月23日付ブログ参照)に掲載されている 「模擬問題」 を2セットをこなしたうえで臨みます。(気合いが入ってます!)

 

今年の目標は、TOEIC自己最高スコアの更新です。また、中長期目標は還暦を超えた60代になってからTOEIC990点満点の達成。(言ってしまった。でもできたら凄い!)

 

実は、私が2ヶ月に1回、TOEIC公開テストを受け続ける理由は、認知症防止(笑)と、速読・多読に有効な「情報処理能力」を磨くためです。

 

TOEICは英語の試験だと思っている人が多いのですが、実は 「情報処理能力」 を測定する試験です。楽天やファーストリテーリング、ソフトバンクがTOEICスコアの向上を社員に奨励しているのは、それが分かっているからです。

 

「TOEICのスコアが高い人は仕事も速い」 とか、「TOEICスコアと仕事の出来具合にはかなりの相関関係がある」 などと、楽天やソフトバンクは言っています。

 

TOEICでは、英文ライティングやスピーキングの試験がないので、ほんとうの英語力は身につかない、と批判する人も多いのですが、「分かってないなあ」 と私は感じます。

 

ただ、TOEICでも、そうした批判に対応すべく、最近は Speaking & Writing  試験を別途、作ってPRしています。この試験は受験料が高額なので、私は受けていませんが。

 

仕事のスピードアップや、速読・多読の訓練として、TOEIC受験はお薦めです。今は、殆どの企業で英語力も重視されますので一石二鳥から三鳥です。

 

皆さんもぜひ、TOEIC受験を習慣にしてみてはいかがでしょうか?

では、今日もハッピーな1日を!