丸子和浩氏のハワイ島ロングステイ記録の第2弾が本書だ。昨日の第1弾に続き紹介したい。丸子氏は、外資系証券会社勤務を経て、キャリアウーマンの夫人とフリーになってハワイ島暮らしを実現した。
丸子氏はマーケット・アナリストとして人気で、フリーの仕事が日本であり、年間90日間程度はハワイ島でロングステイをするライフスタイルを確立した、ということだ。
奥様の丸子あゆみ氏も才能があって、エッセイストであり、翻訳家であり、西洋占星学の研究家でもある。パートナー以上に多才で、フリーで稼ぐ力もあるのだと感じる。
さて、本書はロングステイというライフスタイルが多くの定年退職者には一般的になってきたが、それを若くして実現してしまおうという、著者夫妻のチャレンジの記録だ。
私もハワイに憧れ、将来は絶対に住みたいと思って、目標にも掲げて懸命に仕事をしてきたので、著者の気持ちはよくわかる。私の場合はハワイ島ではなく、あくまでもオアフ島、しかもワイキキ。自然だけでなく、賑やかさがないと退屈してしまうからだ。
ハワイは気候が抜群で、心身ともにリラックスできる場所だ。スピリチュアルに訴える何かがある。どんなに疲れて、ボロボロになっていても、しばらく滞在すると元気にしてくれる不思議な力を持った島だ。
本書は、ロングステイという形で、旅行とは違ってハワイで生活するための情報が満載だ。居住者の目線で、生活に必要なノウハウや、役立つ情報が嬉しい。
早くハワイで生活を始めたくなってしまう、そんな魅力に溢れた本書を、元気になりたいビジネスマンやキャリアウーマンに読んでもらいたい。読むだけで元気が出てくるお薦めの一冊だ。