「本書を読めば、お子さんの発達に関わる大切な考え方、歯の悩みに対する正しい知識や最新の治療法、町の歯医者さんでも知らないあっと驚くような世界の歯科の常識などを知ることができます。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、米国ロマリンダ大学へ留学して帰国後、2015年に生まれ育った浦和にて日本歯周病学会認定研修施設でもある「たぼ歯科医院」を開業、疾患の根本的な治療と真の予防に務め、日本歯科大学附属病院で教鞭をとり、国内外の学会での講演を多数行う日本歯科大学附属病院臨床准教授、日本歯周病学会指導医、医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 理事長、歯科博士の多保学さんが書いた、こちらの書籍です。
多保学『10000人の患者を診た歯周病専門医が導き出した 0歳から100歳までのこれからの「歯の教科書」』(インプレス)
この本は、歯を健康に保つことを目的にした「予防歯科」の最新の考え方をまとめた書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.なぜ0歳からの予防が必要なのか
2.0歳の赤ちゃんは「歯」ではなく「舌」を見る
3.子どもの顎の成長は10歳までの習慣で決まる
4.虫歯予防は3歳までが肝心
5.真の予防歯科医療とは何か
6.誰もが予備軍!! 日本人の8割が歯周病
7.それでも歯が抜けてしまったら! 入れ歯とインプラントの最新知識
8.歯を守れば人生が豊かになる
この本の冒頭で著者は、「ぜひ、ご自身の歯のケアやお子さんの成長を正しい方向へと導いてくれる歯医者さんの考え方や選び方を知っていただき、ご自身と大切な家族の健康を永続的なものにしていただけたらと思います。」と述べています。
本書の前半では、「なぜ0歳からの予防が必要なのか」「0歳の赤ちゃんは歯ではなく舌を見る」「子どもの顎の成長は10歳までの習慣で決まる」および「虫歯予防は3歳までが肝心」について以下のポイントを説明しています。
◆ 定年前にやるべきだったことのアンケート第1位は「歯のメンテナンス」
◆ 予防しないまま歯周病になると治療費に400万円かかる
◆ 顎を大きく成長させて、歯がきれいに生えそろう環境を整える
◆ 口呼吸を治すには、鼻で呼吸できない原因を突き止める
◆ キリトールを日常に取り入れる
この本の中盤では、「真の予防歯科医療とは何か」および「誰もが予備軍!! 日本人の8割が歯周病」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 歯を喪失する二大原因:虫歯菌と歯周病菌
◆ 唾液は虫歯を治す特効薬
◆ 日本人の8割が歯周病、「予防」意識の低さの表れ
◆ 高度な歯周病治療は歯周病専門医に任せるべき
本書の後半では、「それでも歯が抜けてしまったら! 入れ歯とインプラントの最新知識」および「歯を守れば人生が豊かになる」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ インプラントは入れ歯の2倍噛める
◆ 顎骨や歯茎がなくてもインプラントできる方法がある
◆ 歯を守れば、人生が豊かになる、脳が健康な人ほど歯が残っている
◆ 歯周病は万病の元、口腔ケアで健康寿命を延ばす
◆ きれいで健康な歯は、ビジネス面でもメリットがある
この本の締めくくりとして著者は、「皆さんが一生涯、自分の歯で噛めることを切に願っています。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「予防歯科」の最新の考え方を学び、予防とメンテナンスを実践していきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3557日目】