「充実したセカンドライフにするかしないかは、50代の過ごし方次第。新しいことを始めたり、新しい人間関係を築いたりして、ワクワクする時間を見つけましょう。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1952年山梨県生まれ、慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学精神神経科入局、米国カリフォルニア大学へ留学、東海大学医学部教授、聖路加国際大学臨床教授などを経て、現在は保坂サイコオンコロジー・クリニック院長、聖路加国際病院・診療教育アドバイザーの保坂隆さんが書いた、こちらの書籍です。
保坂隆『精神科医が教える50歳からの時間の使い方』(新星出版社)
この本は、50代の時間の有効な使い方を軸に、仕事との関わり方、家族とのつきあい方、脳の活性化、心の癒し方、社会貢献など、セカンドライフを充実させるためのテクニックを紹介している書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.セカンドライフの準備は50代から始めよう!
2.充実したセカンドライフのために。50歳からの賢い時間の使い方、考え方
3.50歳から習慣にしたい、毎日が充実する過ごし方
4.セカンドライフが楽しくなる50歳からの心がけ
この本の冒頭で著者は、「70代になった健康寿命(人のお世話にならない健康な年代)を少しでも延長するよう努力しつつ、この時期の人生を充実させて絵感度ライフの意義を考えていこうとするのが本書の狙いです。」と述べています。
本書の前半では、「セカンドライフの準備は50代から始めよう!」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 人生を振り返り、「自分史」を作る
◆ セカンドライフでやりたいことを書き出す
◆ 学ぶこと自体を目的に学び始める
◆ 家庭内での役割分担を見直す
◆ 年に一度は資金会議の時間を作る
◆ セカンドライフの中心は地域のコミュニティ
◆ 会社や家以外の行き場を作るには笑顔で挨拶
◆ コミュニケーションが上手に図れる「かかりつけ医」を
この本の中盤では、「充実したセカンドライフのために。50歳からの賢い時間の使い方、考え方」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 1日のやりたいことスケジュールを作る
◆ 好きなことを楽しむ時間を
◆ 趣味は複数持ってリスク管理
◆ ボランティア活動はメリットがたくさん
◆ 整理整頓して、家を快適な空間に
◆ セカンドライフに磨くべくは「孤独力」
◆ 1日1回、誰かと会話する基盤を作る
◆ 社会とのつながりを持ち続け、自分の考えに固執しない
本書の後半では、「50歳から習慣にしたい、毎日が充実する過ごし方」および「セカンドライフが楽しくなる50歳からの心がけ」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 朝時間のボディスキャンを習慣に
◆ 朝日を浴びながら散歩して、幸せホルモンを増量!
◆ 毎朝の白湯を習慣にして腸内環境を整える
◆ 身支度を整え、「清潔感」を意識する
◆ 笑うことはアンチエイジングの一番の「良薬」
◆ 30分以内の「プチ昼寝」は記憶力が上がり、認知症予防に
◆ カラオケや音読は脳の活性化に有効
◆ SNSで情報を発信する
◆ 毎日背生活にスロージョギングやプチ筋トレを取り入れる
◆ 腹式呼吸でストレスの原因を吐き出す
◆ 体温を上げるぬるめの風呂に入浴
◆ マインドフルネス瞑想で脳を休める
◆ 気持ちを言葉に出して伝える
◆ 生きがいは日常の中にある
◆ セカンドライフは人間性で勝負
◆ 相手の考えを尊重して受け入れる
あなたも本書を読んで、50代からセカンドライフの準備を始めてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3168日目】