「ふと人生を振り返ってみると、『あれ、思ってたのと違う』と呆然とすることがあります。」「私の場合は人間関係とお金のことです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1972年生まれ 神奈川県在住で家族は、夫・息子二人・保護猫二匹、色々こじらせてきたけど、まだまだ人生諦めきれない人で、生きづらさを感じていたが、心理学、量子力学、スピリチュアルなどを独学し自分らしさを認める事ができるようになった、たりるさんが書いた、こちらの書籍です。
たりる『みちたりる アラフィフリセット: こじらせ主婦の復活法』(Kindle出版)
この本は、「モラハラ夫との接し方、どの副業が一番稼げるか?」などのノウハウ本ではなく、著者が一人だけ世の中から取り残されたような気持になり、焦りのようなあきらめのような、惨めな感覚で毎日を過ごして「こんなはずじゃなかった」ともがいていた経験を綴っている書です。
本書は以下の18部構成から成っています。
1.人形
2.理想的な日々
3.何かが違う
4.本当はどうしたい?
5.理想と現実
6.親不孝
7.君に夢中
8.もらうレッスン
9.戻らない夫婦関係
10.こんなんじゃぜんぜんたりない
12.美しい人
13.砂の城
14.ステイホーム
15.そういえばこんな人だった
16.諦めた
17.いつものように
18.真っ赤なトマト
本書の前半(人形~親不孝)のポイントは以下の通りです。
◆ 注文住宅の優越感と夫の愚痴大会
◆ ある一線を超えると機嫌が悪くなるモラハラ夫
◆ ずっと我慢していた私
◆ 稼いで、絶対、夫を見返してやると整体を習う
この本の中盤(君に夢中~砂の城)のポイントは次の通り。
◆ ぜんぜんたりない売上
◆ セミナーにつぎ込んで自転車操業に
◆ ネットワークビジネス(MLM)を始めたがうまくいかず
◆「夫クン可哀そう」の意味がわかる
本書の後半(ステイホーム~真っ赤なトマト)では、以下のポイントを説明しています。
◆「やっぱり失敗している」と思われてる
◆ 保護猫を家族にすることができる
◆ なんとなく過ごして人生が終わってしまうのが怖い
◆ 確かにわたしは幸せだったんだ
この本の締めくくりとして著者は、「あの頃があるから今がある」と述べています。そして、「足るを知るには富を得る、勉めて行う者は志有り」という言葉を紹介しています。「足るを知る人は富み、努力をする人は志がある」というのが現代訳だそうです。
それを著者のたりるさんは、「今の状態に満足し、心穏やかに、さらに夢中になって志をもって生きようよ」という意味に変換しています。
そして、「今までの経験は全て無駄ではない。そして、これからも望んで、自分の人生を貪欲に生きたい」と続けています。そして、そんな気持ちを忘れないように、いつもそばにあるように、名前を「たりる」と名乗ることにしたそうです。
あなたも本書を読んで、「ない、たりない、だから欲しい」ではなくて、「ある、溢れるほどある、だから安心してさらに望む」満ち足りた状態で、さらに欲しいものを手に入れていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3115日目】