「ジェロントロジーをひとことでいえば『生きる知恵袋』です。」と述べて、みなさんの毎日や将来を明るく希望のあるものに変えて、長い人生をハッピーにしてくれるノウハウやヒントがたくさん盛り込まれた本があります。
本日紹介するのは、神奈川県横浜市出身、獨協大学経済学部卒業、1984年日系アパレル企業の駐在員としてニューヨークに赴任、３年後に現地にて独立、25年間のニューヨーク生活から帰国して「美意識と健康に関心ある方々の集まり」であるDreamwayという交流組織（現在の会員数2800人超）を結成、理事長に就任、学校法人山野学苑、一般財団法人美齢学ジェロントロジーセンター理事、ジェロントロジー公式アンバサダー、ジェロントロジストの飯田ヤスヒサさんが書いた、こちらの書籍です。
飯田ヤスヒサ『なぜあの人は愉快なのか？ ハッピージェロントロジーで知った、ご機嫌に生きるレシピ』（あさ出版）
この本は、ジェロントロジーという学問の研究やデータに基づいた生きる知恵を、誰にでも分かるように楽しくかんたんに伝えている書です。
本書は以下の10部構成から成っています。
１．はじめに ニューヨークから帰国して
２．愉快に、ご機嫌に生きるためのレシピ
３．ご機嫌に生きるには
４．楽しく生きるノウハウ
５．ハッピーにチャレンジ
６．健康で若々しくね！
７．きれいになって愉快に
８．夢にあふれた人生設計を
９．風の時代を笑顔で生きる
10．あとがき ハッピージェロントロジーに驚いた！
この本の冒頭で著者は、「well-being」（＝幸福、愉快）のためには次の３点が大切だと述べています。
◆ 健康であること
◆ ストレスが少ないこと
◆ 外見にも気を遣うこと（相手が嫌な気分にならないため）
本書の前半では、「愉快に、ご機嫌に生きるためのレシピ」「ご機嫌に生きるには」および「楽しく生きるノウハウ」について、以下のポイントが紹介・説明されています。
◆ 夢を目標に切り替えて走り出すと幸福感が高まる
◆ 幸せとはあなたの心が大切な人の笑顔で満たされること
◆ 見た目で寿命が変わる
◆ 自分の大切な人の笑顔を見るのが幸せ
◆ 手を抜いてでも習慣化したら毎日休まず少しでも実践する
◆ 失敗を楽しんで挑戦を繰り返す
◆ ストレスを溜めない生活を心がける
◆ ご機嫌になること、軽い運動、ヨガ、マインドフルネス、自然、ペット、恋人
この本の中盤では、「ハッピーにチャレンジ」「健康で若々しくね！」および「きれいになって愉快に」をテーマに考察しています。主なポイントは次の通り。
◆ ブルーオーシャンで新しい体験をしてドキドキワクワクして免疫力を高める
◆ 社会の中で感謝されることで幸福感を
◆ 自律神経のバランスを調整できるアロマテラピー
◆ ストレスが溜まったらアクティブレストで発散
◆ マインドフルネス瞑想で集中力を高める
◆ 美しさの基準は「若さ」「健康」「自立」
◆ 注意すべきは「気持ち」と「姿勢」
◆ 腹七分目の食生活を続けて健康寿命を延ばす
◆ 質の高い睡眠の習慣を
◆ 腸の健康維持には腸内フローラ環境を整える
◆ ハッピーホルモンのオキシトシンできれいな肌に
◆ ライ麦パンや玄米などＧＩ値の低い主食に置き換える
◆ お酒を飲まないソバーキュリアスで健康に
◆ 蕎麦で血管も肌も若返り
本書の後半では、「夢にあふれた人生設計を」および「風の時代を笑顔で生きる」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 夢を叶えるにはコツコツと実行
◆ ストレスを慢性化させないため、ストレッサーを遠ざける
◆ 好奇心を持ち、失敗を恐れずどんどんチャレンジ
◆ 学び続ける人生が後悔のない人生
◆ 形のない情報や体験の価値が高まる「風の時代」
◆ 情報化社会、長寿社会では学びや情報が人生の質（ＱＯＬ）を決める
◆ 夢を具体的な目標として活動する
◆ 生きるほどに美しく
この本の締めくくりとして著者は、「ジェロントロジーをひとことでいえば、『生きる知恵袋』です。」と繰り返しています。つまり、ハッピーになるための人生学です。
あなたも本書を読んで、南カリフォルニア大学ジェロントロジー学部で研究されてきた「幸せに生きる最良の方法」を学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【2659日目】
