「ホームページはデザインではない」「ホームページは最高の営業マン」と提唱して、「儲かる会社のホームページをつくろう!」と呼び掛けている本があります。
本日紹介するのは、中央大学商学部でマーケティングを専攻し、大手コンビニ本部に就職ののち、Web制作会社に転職して、Webデザイナーとして働き、2000年に現プリズムゲート株式会社を設立、中央省庁、中小企業のWebサイトを構築、現在はインターネット・ホームページを利用して士業・中小企業の売上を伸ばすWebコンサルタント・販促デザイナーの芝田弘美さんが書いた、こちらの書籍です。
芝田弘美『儲かる会社はホームページが9割!』(自由国民社)
この本は、「多くの人にホームページを簡単に理解してほしい!」と考え、すべてのビジネスパーソンがわかる言葉で執筆した書です。
本書は以下の8部構成からなっています。
1.なぜ今、ホームページが大切なのか?
2.ホームページの企画編
3.トップページ編
4.会社案内編
5.実績・お客様の声編
6.商品・サービス案内編
7.Q&A よくある質問編
8.お問い合わせ・申込み編
この本の冒頭で著者は、「なぜ今、ホームページが必要なのか?」と問いかけ、ホームページの役割は「インターネット営業所」だと説明しています。
続いて、ホームページ業者を見分ける3つのポイントを次の通りあげています。
1.お客様と長く付き合っている
2.ホームページ制作を内製している
3.カタカナ文字をわかりやすく説明してくれる
さらに本書の前半では、ホームページの「企画編」および「トップページ編」が解説されています。主なポイントは以下の通り。
◆ ホームページの企画は、設計図+未来計画
◆ ターゲットを絞る
◆ ページ階層はツリー状に
◆ ページタイトルを各ページに合わせる
◆ トップページはわかりやすい日本語と社長の写真を
◆ 売っているものが瞬時にわかる
◆ 更新頻度は月に1回以上
◆ 会社の所在地と連絡先が明確
この本の中盤では、「会社案内編」、「実績・お客様の声編」および「商品・サービス案内編」について以下のポイントを説明しています。
◆ 社長からお客様へメッセージ
◆ 様子がわかる写真がある
◆ 実績一覧は、社名+地名+対応内容
◆ 社長や社員がお客様と一緒に写っている写真がある
◆ 商品・サービス案内はメリット・全体像から
◆ それぞれ価格を明記
◆ 購入方法が明確
◆ 徹底的に「相手の立場」に立つ
本書の後半で著者は、「Q&A よくある質問編」および「お問い合わせ・申込み編」と題して、サイト訪問者の疑問にいかに対応するかを考察しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 訪問者の疑問解消とアクセス数はつながっている
◆ お客様の質問に答えるとともにリンクも提示
◆「お問い合わせページ」はわかりやすさ、使いやすさが命
◆ 個人情報を大切にし、連絡方法を複数提示
本書の締めくくりとして、「検索ワード対策」を取り上げています。基本は、自分のターゲットにより、使うキーワードを使うかを選ぶ、ということです。
この本は、ホームページ制作を25年も続けてきた著者が、「継続が平凡を非凡に変える」という稲盛和夫氏の言葉を引用して次のようなメッセージを読者送っています。
「ホームページ集客で、重要なことは何か?」と問われれば、私は迷わず「継続」とお伝えします。
あなたも「ホームページ集客の一番簡単な教科書」である本書を読んで、儲かる会社のホームページをつくってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2605日目】