「ハローワークでも、欲しい人材を採用できる。いや、ハローワークだからこそ、採用できる優秀な人材がいる。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、日本唯一のハローワーク求人専門社会保険労務士で、ウエルズ社会保険労務士事務所代表の五十川将史さんが書いた、こちらの書籍です。
五十川将史『ハローワーク採用の絶対法則: 0円で欲しい人材を引き寄せる求人票の作り方』(誠文堂新光社)
この本は、社会インフラの一つと言ってもいいハローワークを、もっと有効的に活用して、コストをかけずに求職者と企業の橋渡しをしたい、という著者の思いで書かれた書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.ハローワークだからこそ、欲しい人材は採用できる
2.初めてハローワークで求人を出す人のための基礎知識
3.無料でここまでできる! ハローワーク求人の仕組み
4.欲しい人材を引き寄せるハローワーク求人票の書き方
5.ハローワーク採用の絶対法則
6.他社と圧倒的微差をつくる13のポイント
この本の冒頭で著者は、「どんなに急いで求人を出したくても、ハローワークで求人申込書を書いてはいけない」と述べています。
何故なら、ハローワークの求人票は、365日24時間の自社プレゼンツールで、3分以上のスピーチに匹敵する900文字以上を記載することができるからです。
ハローワークの利用者は1日なんと17万人もいて、求人票というのは、つねに求職者から「会社の真剣度」を見られているのです。
初めてハローワークで求人票を作成する場合、必要なのは以下の3枚になります。
◆ 事業所登録シート
◆ 事業所地図登録シート
◆ 求人申込書
このうち、2番目の事業所地図については手書きになることが多く、ここを雑に書いている会社が多くて、求職者から真剣度に疑問を持たれる要素になっている、と著者は指摘しています。
本書ではさらに、「採用結果通知」の書き方や、求職者に直接アプローチする「リクエスト」、そしてハローワーク内でできる無料の「ミニ企業説明会」についても紹介しています。
また、ハローワークでは非常勤職員と仲良くなること、新卒の採用も無料で出来ること、インターネットにも掲載することなどをノウハウとして紹介しています。
この本の中盤では、具体的な求人票の書き方を解説していて、求人申込書の記載欄をしっかりと書く「五十川式求人票929シート」を公開しています。
ここが本のエッセンスが詰まった部分で、著者が「ハローワーク採用の絶対法則」と名付けたものです。
詳細を知りたい方はぜひ、この本を手に取ってお読みください。
本書の最後には、他社と圧倒的微差をつける13のポイントが記載されていますが、私が共感し、重要だと感じたものを以下に挙げておきます。
◆ 最も効果的な求人掲載日は毎月2日
◆ 無料のSNSを始める
◆ 年齢制限しないことで優秀な人材が採用できる
◆ 年間休日数は細分化・具体化でイメージさせる
◆ たった1箇所を見直すことで、応募者の質・量ともの劇的に変わる
本書を読んで、「売り手市場」時代の新しい採用戦略として、ハローワーク採用の絶対法則を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!