「好きなことだけやって生きよう」と決めて、SNSで自己プロデュースを始めてからは、毎日がキラキラして、楽しくて仕方なくなりました、と述べている本があります。
本日紹介するのは、HKT48の元メンバーで、モテるために生きているという「モテクリエイター」と宣言し、タレントやモデルとしても活躍する、ゆうこす こと菅本裕子さんが書いた、こちらの書籍です。
ゆうこす『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』(KADOKAWA)
この本は、HKT48を脱退したのち、ほとんど仕事もないどん底を経験した著者が、大好きなSNSで、本当に「やりたいこと」を発信しようと決め、人一倍「モテたい」と思って生きてきた思いを発信し続けた経緯を記した書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.叶わなかった初恋~ほろ苦いSNSとの出会い~
2.「好き」と素直に言えるまで~フォロワーを増やすための試行錯誤~
3.片思いが恋に変わった瞬間~Twitterは共感のメディア~
4.幸せいっぱいの誕生日~Instagramで「自己プロデュース」~
5.職業、モテクリエイター~YouTubeでファン層が広がる~
6.ありのままの私を愛してもらう~ブログで綴る本当の気持ち~
この本の冒頭で著者は、私がニートだった頃からたった1年半で、「やりたいことをやって生きる」ことができるようになった、と述べています。
そして今の自分になるまで、やったことは「SNSで好きなことを発信する」という、たったひとつだけ、ということです。
本書には、主要なSNSの基本と特徴、そして著者が実際にどのように、SNSを使い分けて発信し、どのような試行錯誤を続けてきたかが、具体的に紹介されています。
主なポイントは以下の通りです。
◆ Twitter はユーザーに「リツイート(RT)」文化が定着しているので、一番拡散力が高いメディア
◆ Instagram は、一番自己プロデュースに向いているメディア
◆ ブログは、SNS の中で一番掘り下げ型のメディア
◆ YouTube は、動画を投稿するメディアで、交流の要素は少ないが、目立つチャンスがある
著者が勧めているのが、SNSの中でも、それぞれに合った発信をするということで、すべてのツールで同じ発信をしている人が多いが、それでは効果がない、と言います。
例えば、Twitter は「見る意味のあるアカウント」を育てること。中途半端にやめてしまうのではなく、いつか分かってくれる人に出会えると信じて、半年は発信し続けることを提唱しています。
Twitter は「共感」のメディアなので、自分の想いやパーソナリティが伝わる発信をすることが大切です。
次に、Instagramは、自分が発信する情報のファンを育てるため、読者にとって需要がある情報で、自分にしか発信できない「差別化」がポイントです。
また、YouTube では、見ている年齢層が若いので、同じ投稿はしない、自分で動画を編集することにこだわるそうです。サムネイルやタグで見たくなる動画かどうかが決まる、ということです。
最後にブログについては、伝えられる情報が一番多く、言葉の深度が深くなるため、メッセージ性を高めることを意識します。
ブログでは「本音を書く」ことが大切で、著者が心がけているそうです。
これらすべてのSNSは、相乗効果でフォロワーを増やすことができるので、それぞれのSNSの特性に合った投稿をし、違う顔を見せることです。
知ってもらう入り口は、多ければ多いほどいいと著者は説いていて、私も全く同感です。SNSの各ツールは、使う層や見る層が違うので、すべてで発信する方が、見つけてもらう確率が高まるのです。
この本は、SNSの使い方やその効果を、著者の実例を通して具体的に説明しているので、発信をめざしている人はとても参考になります。私は個人で起業する人は、「情報を発信する」ことは必須だと考えています。
あなたも本書を読んで、発信力を高め、SNSで人生を変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!