自衛隊に入隊して学んだ、1分1円の大切さをもとに、徹底した節約と行動管理と不動産投資によって、40代で資産2億円を達成し、アーリーリタイアする方法を具体的に解説している本があります。
本日紹介するのは、高校卒業後に海上自衛隊に入隊し、写真員として多くのミッションに参加し、勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、在日米軍に対する不動産投資等を行って億の資産を築いた生方正さんが書いた、こちらの書籍です。
生方正『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)
この本は、「資産形成、億万長者への始まりは、1円の持つ重さに気づくかどうか」と提唱し、このことに気づくことができた人は、自然とお金が貯まる体質になり、人生の選択肢を増やすことができるようになることを説明している書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.極限まで無駄を省く 節約術
2.使えるものは徹底的に活用する ポイント活用術
3.時間をお金に換える 行動管理術
4.貯めた資金で攻めに転じる 投資術
5.まさかのときでも慌てない 資産防衛術
この本の冒頭で著者は、自分が貯金する理由を見つけ、しっかりとその信念を貫き通すことができて、はじめて手取りの6割を貯金できる、と述べています。
つまり、「お金ができたら貯金する」では、一生かかってもたまらない、と著者は言います。
また、支出をどう抑えるかで、貯金の増えるスピードが大きく変わってくるため、著者は、無駄な買い物をしたいための思考プロセスとして、次の12項目について考えてから購入の判断をしているそうです。
1.その物を購入することで、どんなメリットを得ることができるのか
2.買おうとしている物が本当に必要なものなのか
3.1ヶ月後には不要になっていないだろうか
4.購入することで、健康に悪影響を与える要因はないだろうか
5.ひょっとしたら、友人が持っていて借りることができるのではないか。
6.リサイクルショップ等で安く売っているのではないか。
7.保証はどうなっているだろうか
8.割安で買えるクーポン等があるのではないか。
9.表記されている金額の他に、送料や手数料など別の料金が発生することはないか
10.商品が届くまでにどれくらいの時間がかかるのか
11.どの支払い方法をしたときにもっとも効率がよくなるか
12.領収書はどのような形で発行されるのか
著者の生方さんは、1杯100円のコーヒーを購入するときでも、この思考が一回りするぐらいになったら倹約的思考が身についてきたと言える、と述べています。
続けて、以下の「三大固定費の見直し」を行うことを提唱しています。
1.住宅費
2.保険料
3.自動車費
とくに住宅費は、一人暮らしの場合、手取りの3割以下にすべきだ、と言います。
本書の中盤以降では、ポイントの活用術と、行動管理術について解説されています。
行動管理については、手帳をつけ、振り返ることで時間とお金の無駄に気づく、と著者は説明しています。
この本の後半では、不動産投資を中心に、「投資術」について記されています。もし、不動産投資を決意されたならば、次の3つのステップを著者は推奨しています。
1.税務署に開業届を出す
2.会社員として仕事を続けつつ、給与収入をアップ
3.区分所有マンションの頭金を貯める
また最後には、あらゆる危機を想定した資産防衛術について記されています。
この本は、お金を貯めて人生の選択肢を増やすために大切な原則や行動管理について、著者の体験をもとに具体的に分かりやすく書かれていて、ぜひお薦めしたい一冊です。
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では、今日もハッピーな1日を