2017年にも大きく羽ばたく技術、実用化が間近の先端技術について、その百選を紹介・解説している本があります。
本日紹介するのは、日本経済新聞社の100%子会社である日経BP社の専門誌記者総勢200人が「世界を変える技術」「2017年に注目を集める技術」を挙げ、そこから選んだ100の技術について、専門誌編集長30人を中心とする執筆チームが専門用語をなるべく使わずに解説した、こちらの書籍です。
日経BP社編『日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術』(日経BP社)
この本は、「テクノロジーはどこまで進化するのか?」、「どの分野のどれが有望なのか?」、「人の仕事を本当に奪っていくのか?」という問題意識のもとで、2017年以降に実用化される100の技術を展望した書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.すべてが変わる
2.交通が変わる
3.住まいが変わる
4.医療が変わる
5.産業が変わる
6.危険から守る
7.もっと速く、もっと便利に
8.今なお残る課題を見極める
この本では、読者が断片的には知識として持っている、様々なテクノロジーの進化や実用化の情報について、多面的な視点で整理し、専門家でなくても理解できるように分かりやすく解説・編集したものです。
紹介されている「100の技術」は、私たち人間に直接、関わるものや、移動手段、住まい、医療、産業全般など、様々な分野で使われているものが網羅されています。
とくに、世の中で報道されたり話題になることの多い、以下の技術について、テクノロジー進化の現状や今後の展望がよく分かり、参考になります。
◆ チャットボット
◆ VR、AR、3Dプリンター
◆ 自動運転
◆ 3D計測
◆ CLT、木造超高層ビル
◆ ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
◆ 腸内細菌の利用
◆ ゲノム編集、再生医療
◆ ネット遠隔診療
◆ 生産者支援クラウド
◆ 畜産I o T
◆ FinTech
◆ ブロックチェーン(分散台帳)
◆ 接客ビッグデータ
◆ サービスロボット
また、セキュリティ面や、さらに速く便利になるための技術とまだ残る課題について、次のようなテーマの技術が挙げられています。
◆ シェアリングサービス
◆ 高齢者見守りシステム
◆ インフラモニタリング
◆ SNSによる災害情報活用
◆ サイバーインテリジェンス
◆ AI(人工知能)
◆ 機械学習
◆ I o T
◆ 量子コンピュータ
◆ 5G/ネットワークスライシング
◆ 人工光合成
◆ 凝縮系核反応
◆ トレーサビリティの向上
◆ デジタル地図
◆ ゲノム情報サービス
この本の最後では、今後のテクノロジーの課題について、日経BP社の専門誌編集長4名による座談会の発言が掲載されていて参考になります。
あなたも本書を読んで、今まさに実用化されつつあるテクノロジー進化の実態と展望について学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を