恋愛戦略であるプロコーチの私の使命は、「女性にモテて自分に自信のある男性」を世にたくさん輩出することだ、と述べて、営業と共通する恋愛のコツを伝授してくれる本があります。
本日紹介するのは、現在のみずほグループの証券会社を皮切りに、複数の外資系証券会社に勤務して営業実績を上げ、2,000回の合コン体験を持って、プロの恋愛戦略コーチとして独立したアモーレ石上さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
アモーレ石上『下剋上恋愛のプロコーチが教えるモテる戦略:女を「その気にさせる」話し方、行動術』(王様文庫)
この本は、以下のような悩みを持つ男性が、「正しい考え方」と「技術」を身につけることで必ず解消できる、として、「恋愛戦略のプロコーチ」と提唱し、男性向けセミナーを開催したり、個人相談を受けたりしている著者が、そのとっておきの「戦略」を伝授してくれる書です。
◆ 「かわいい彼女をつくりたいが、女性と知り合う機会があまりない」
◆ 「告白して成功したことがない」
◆ 「女性の連絡先は聞けても、メールやLINEのやりとりが長く続かない」
本書は、7つの「モテる戦略」に合わせて、以下の7部構成から成っています。
1.恋愛と営業は、本質的に同じである
2.会話の支配率は「女8、男2」でいけ
3.「共通点」を見つけ、「共感」すれば必ず口説ける
4.「ほめる力」が高まると、恋愛力も高まる
5.モテる男は「気づく力」がハンパではない
6.心に迫るには「質問力」を鍛えよ
7.「数稽古」をこなして男を磨け
この本の冒頭で著者は、7つの「モテる戦略」のエッセンスを要約して述べています。著者のアモーレ石上さんは、国内外の証券マンとして、営業で相手を口説く実績、ノウハウを身につけていて、それを恋愛に応用することで、成果を出しています。
本書の冒頭、第1番目の戦略のところで記されている通り、実際に証券業のみならず、ビジネスの営業と恋愛で女性を口説くことには共通点が数多くあります。
それを著者は端的に、「買ってもらうのは自分自身である」という点だと説明しています。
冒頭で要約されている「7つの戦略」を表すフレーズは次の通りです。
1.仕事で結果を出せる男は、女性にもモテる
2.コミュニケーション力とは「相手を思い通りに動かす力」のことである
3.「それ、いいね」「それ、面白いねよ」は女の心を開くマジック・ワード
4.「息を吸って吐く」ように、女性をほめよ
5.「女性への気づかい」が難なくできる男ほど、観察眼が光っている
6.女の「歓心」をスマートに買うための “ 鉄板の質問 ” をマスターせよ
7.まずは「デートに誘える女性」の数を増やせ
これらは、「女」や「女性」を、「取引先の社長」や「お客様」に置き換えれば、ビジネスでもまったく同じことが言える戦略であり、原則です。
とくに、コミュニケーション力、質問力はビジネスにおいても、成果を上げるために最も重視するポイントであり、多くの経営コンサルタントが、そこにフォーカスして経営指導を行っています。
また、第5番目の「戦略」の「気づく力」も、ビジネスにおいては、相手の立場になる、相手のニーズを把握する、という意味で、とても大切な原則です。
セブンイレブンの中興の祖として、長くセブン・アンド・アイ・グループのトップとして経営の舵取りをしてきた名経営者の鈴木敏文氏は、「お客様の立場に立って」考えることを、ずっと提唱されていました。
この本で著者のアモーレ石上さんが説いている戦略は、ほとんどがビジネスを成功に導くための理論を応用しているもので、恋愛だけに活用するのはもったいない(失礼!)ほど、大切なノウハウが含まれています。
本書の中で著者が体験談として述べているように、ビジネスで実績が出たら、恋愛の方でも成果が出た、というのは、ある意味で当然の結果ではないかと思います。
具体的な「7つの戦略」の中味については、ここでは敢えて触れませんので、興味のある方はぜひ、本を手に取ってお読みください。楽しみながら、ビジネスも学べます。
かわいい彼女をつくりたい人、生涯のパートナーを得たい人に加え、ビジネスで結果を出したい人にも参考になる一冊なので、ビジネス書の書評を専門とする私からもお勧めします。
あなたも本書を読んで、「戦略なきところに勝利なし」という著者が説く意味を、じっくりと考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を