TOEICスコアを上げるためではなく、使える「英語力」を身につけるためにもっと根本からアプローチするための本があります。
本日紹介するのは、「英語ができない人の気持ちがわかる英語学習のお医者さん」として、5,000人を超える英語学習者に研修や講座などで劇的な効果を出している、イングリッシュ・ドクターの西澤ロイさんが書いた、こちらの新刊書籍です。
西澤ロイ『イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策PART1&2』(実務教育出版)
この本は、TOEICレベルの英語が難なく理解できるようになるための本です。テクニックではなく、「仕事で使える英語スキル」や「外国人を相手に堂々と渡り合える英語コミュニケーション能力」を身につけるため、もっと根本からアプローチしているものです。
本書は以下の3部構成から成っています。
1.「本物の英語力」を身につけるための心構え
2.リスニング PART 1の根本対策
3.リスニング PART 2の根本対策
この本の冒頭で著者は、「TOEICは “ 英語力 ” を問う試験ではない。」と述べていて、それは私も全く同感です。
結論を言えば、「TOEICは “ 英語での情報処理能力 ” を測る試験」なのです。
著者の西澤ロイさんのスタンスは、TOEICスコアを上げることより、そこをゴールにせず、正しいやり方で「本物の英語力」を身につけることです。
そのための方法として、この本の前半で、以下のことを詳しく説明しています。
◆ 「TOEIC高得点」より大切なこと
◆ 楽な方に流されないために、目的を明確に
◆ 「正解」だけを追い求めない
◆ 絶対やってはいけない学習方法<リスニング編>
◆ 「推測力」を高めるのは逆効果
本書の第2章以降では、TOEICのPART1およびPART2の試験形式に沿って、サンプル問題やトレーニングなどの根本対策が記されています。
それぞれの問題には、モニター正答率が表示されていて、難易度の参考になります。また、モニターの誤答例も複数回答が挙げられていて、自らの回答と比較できます。
著者の西澤ロイさんのモットーは、英語学習者に「頑張らせない」ことです。頑張らないでも英語の学習を続け、本物の英語力をつけることを目指すのが、イングリッシュ・ドクターとしてのポリシーということでしょう。
この本を読めば、非常に根本的なことが解説されていますので、「本当はこれが大事なんだよ」という部分が分かるだろうと思います。
TOEIC試験を活用しながら、スコアアップだけでなく、ホンモノの英語力を養成したい人にぜひ、お薦めしたい一冊です。
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では、今日もハッピーな1日を