「仕事、お金、人、夢・・・・、先送りする人生から抜け出すには10秒あれば充分だ!」と提唱している本があります。
本日紹介しているのは、幅広い層の方々に対面コーチングやモチベーションアップ研修を提供する藤由達蔵さんが書いた、こちらの本です。
藤由達蔵『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』(青春出版社)
この本は、以下のような人たちに最適な書として書かれました。
◆ いつも考えているうちにチャンスを逃す
◆ 「やらなきゃ」と思ってはいるのに、腰が上がらない
◆ 面倒くさくて、つい先送りしてしまう
◆ いつもギリギリにならないと動けない
◆ 口だけでなかなか行動できない
皆さんは、「なぜ、自分には行動力がないのか?」と思ったことはないでしょうか。「そんな悩みも今日で終わります、それも10秒で。」と本書では提唱しています。
「行動力はちょっとしたコツとマインドの使い方で変わる」と、著者は言います。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.すぐに行動できない人の10の習慣(知る)
2.10秒で行動する人の思考法(学ぶ)
3.行動する人になるマインドチェンジ(自分を変える)
4.結果につながる!周りを巻き込む10秒チェンジ(周りを変える)
5.10秒でゴールに近づく思考と行動のコツ(人生を変える)
本書では、「一瞬で行動に移せるようになるための方法」を紹介しています。そのメソッドは、シンプルでありながらパワフルな結果を生み出すものです。
そしてそのメソッドとは、次の1点で成り立っています。
「気分」と「視座」を変えること。
「視座」とは、ものを見る「視点と立場」のことです。他人の視座から見る、複数の視座から見る、全体状況を俯瞰する視座から見る、などの視座の転換です。
また「気分」は何よりも大切で、人の行動力は、モチベーションが支配しているのではなく、「気分」で決まる、と著者は述べています。
そのために、「気分をリセットする方法」を学ぶことが大切で、それは次の5つの基本原理から成ります。
1.気分は選択できる、と知る
2.「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」で気分を切りかえる
3.思い出すだけで気分が変わる
4.想像しただけで気分は変わる
5.気分は伝えることができる
この5つの原理を理解して実践することで「気分」は変えられる、ということです。「気」は本来、「氣」であり、宇宙エネルギーを意味します。「分」は自らに分かつということなので、「気分」とは宇宙エネルギーを自らに分けて入れる、ということにほかなりません。
気分転換については、環境を変えることも大切です。場所を変える、デスクの環境を変える、部屋の整理をして部屋の雰囲気を変えることで自分の気分を変える、ということです。
さらに、「譲れない価値観」と「心躍る未来像」という内発的モチベーションにしたがって、自律的に行動する人が結果を出す、と本書では説明しています。
また、「悩む」ことから脱出して、「考える」には、次の5つのステップをたどることだ、と本書では提唱しています。
1.ポジティブな気分に浸る
2.仮でもいいから結論を出す
3.「どうしたらできるか」をとことん考える
4.他人のアドバイスは自ら取捨選択する
5.結論が出たら行動する
こらがまさに、「すぐ行動する人」の思考法でしょう。
本書の後半では、マインドフルネスで行う「瞑想」に似た呼吸法など、さまざまなメソッドが紹介されています。詳細はぜひ、本書をお読みください。
ここでは最後に、その中から、「不安を取り除くマインドチェンジの箱」というメソッドを紹介しておきます。
1.、まず、深呼吸をしてリラックスする
2.目を閉じて、目の前に頑丈な箱があると想像する
3.その箱はどんな形でもよくて頑丈なフタがついている
4.フタを開けると、箱の中は底なしで、どんなものも収納できてしまう4次元ボックスのようになっている
5.今、不安に思うもの、リスクに対する思いなど、あなたのチャレンジを妨げるものすべてを箱の中に入れる
6.個々の不安を思い出す必要はなく、すべて箱の中に入れた、というイメージを描く
7.箱のフタを閉じたら、その箱を遠くへ押しやる
いかがでしょうか。この10秒間のマインドチェンジで、不安をいったん脇に置くことができる、ということです。
あなたも本書を読んで、10秒間で、能力以上に結果が出る「行動力」を手に入れてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を