「不幸なんて言葉は人生に必要ない」として、「幸せ」が集まってくる5つの習慣を提唱している本があります。
本日紹介したいのは、74歳の社会起業家として活躍する高橋恵さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
高橋恵『笑う人には福来たる 「幸せ」が集まってくる5つの習慣』(文響社)
この本は、太平洋戦争のさなかに生まれて、戦争で父を亡くして26歳でシングルマザーとなった母の下で様々な苦労をして育った著者の高橋恵さんが、その後の人生を振り返って、人生で大切なことは何か、を綴った本です。
本書の中で著者は、貧乏だったために預けられた知り合いの家で受けたいじめの体験、高校生でアルバイトをしながらの短大入学など、壮絶な生い立ちを記しています。
その後、著者は、就職した広告代理店を結婚退職、ふたりの娘を育てながら、化粧品、タッパーウェアなど様々な商品の訪問販売員として営業に邁進しました。
そして40歳の時に離婚、42歳で「金なし、コネなし」の状態から、当時高校生の長女と、自宅ワンルームマンションにて、小さなPR会社を起業しました。
数年後に著者は、会社を長女に託して引退し、会社の社員たちの応援団として、自他ともに認める「おせっかいおばさん」になります。
そして4年前になる70歳の時には、『幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ』(PHP研究所)まで出版しました。
娘に託した株式会社サニーサイドアップは上場するまでに成長し、長女が出産して孫が二人できて、著者の高橋さんは「孫育て」にも奮闘します。
その後、高橋さんは70歳の時に、人生のミッションである「世の中をもっと元気にしたい!」という野望を実現するために、一般社団法人「おせっかい協会」を立ち上げました。
この本は74歳の現在も社会起業家として活躍する著者の人生の中で掴んだ「幸せになる習慣」を整理してまとめた書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.福を呼ぶ5つの習慣
2.何百年先まで伝え残したいこと
3.家族に教えてもらったこと
4.関わり方を変えれば自分も人も変わっていける
5.人生を変える行動
6.いつも明るく 人にやさしく
本書の中には、著者が人生の中で経験して確信している、様々な「大事なこと」や教訓が出てきます。
詳細はぜひ本書をお読みいただきたいのですが、最初に記されている「福を呼ぶ5つの習慣」を次に紹介します。
1.笑顔; 楽しい顔をすれば楽しいことが起こる
2.おせっかい; 人のために「何かしよう」という気持ちが福を呼ぶ
3.分かち合う; 分け与えられる人が豊かになっていく
4.即行動; 今を楽しむために、頭よりも足を使う
5.脱不幸; 人生は「不運」か「幸運」の二択だけではない
その後に本書では、数多くの「おせっかい」エピソードや、心温まる話などが出てきて、そのストーリーや著者の生き方に深い感銘を受けました。
最後に、そうした中で私自身もつねに心に留めておきたい、と思う「教え」も多くあったので、以下に紹介します。
◆ ほんとうに大切なものの数は多くない
◆ 充足感があってこそ人生はおもしろい
◆ どうせなら、夢中になって生きられる人生を探す
◆ 「天知る地知る我知る」-自分を律するのは自分自身
◆ 楽しもうとする人のもとには楽しいことが起きる
◆ 言ってみる、行ってみる、やってみる
◆ 誠実な人を、誰も見放さない
◆ お金の向こう側にある価値が人を豊かにしてくれる
◆ 感謝の気持ちが人を成長させる
◆ 人生は、今が一番おもしろい
あなたも本書を読んで、「幸せ」が集まってくる習慣を身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を