書評ブログ

『短い言葉を武器にする』

「 “ 強く短い言葉 ” があなたの人生を変える」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、法政大学法学部を卒業広告代理店を経てコピーライターとして独立、SONY、サントリー、IBMなど2,00社のテレビCMからPOPまで企画、コピーライティングを担当し、売上拡大に貢献してきた、マーケティングコンサルタント弓削徹さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

弓削徹『短い言葉を武器にする』(フォレスト出版)

 

 

この本は、言葉一つで身を立ててきた著者が積み重ねてきた戦略的な言葉の使い方、ビジネスを有利な方向へ導くフレーズの作り方を伝える一冊です。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.はじめに “ 強く短い言葉 ” があなたの人生を変える武器になる

 

2.3秒のパワーフレーズが人生を変える

 

3.初対面で強い印象を残すコアフレーズ

 

4.会話の空気を一瞬で変えるエッジフレーズ

 

 

5.会議の方向を操るトリガーフレーズ

 

6.プレゼンやセールスで刺さるキラーフレーズ

 

7.スピーカーとして大勢に影響を与えるワンフレーズ

 

8.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「短く印象的に伝えられるという、体温のあるコミュニケーション・スキルは、将来、AIの存在感が大きい時代になったとしても、変わらずに尊重される」と述べています。

 

 

 

本書では、著者がキャッチコピー書き方に存在する法則フレームワーク、そして切り口の発想を助けてくれるひな形強い言葉の参考リストなどの技法を磨き、コンサルタントとして発言を尖らせてきたノウハウを積み上げ、その武器のすべてを公開しています。

 

 

 

具体的なポイントフレーズで、私がとくに共感し、実践しているものは以下の通りです。

 

 

◆ 伝えるべきコアを突きとめる

 

◆ 短い「主語+述語」文を作る

 

◆ キーワード化する

 

◆ ムダな部分を削る

 

 

 

◆ 自己紹介をワンフレーズ化する

 

◆ 話の本質を体現するタイトルをつける

 

◆ 名言・格言、金言を引用する

 

◆ 数字を入れて話す

 

 

 

◆ 空気を読まずに流れを読む

 

◆ 意外な事実にはインパクトと納得感がある

 

◆ 根拠・理由を一緒に語る

 

◆ 相手にとってのメリットをゴールにする

 

 

 

◆ 提案にネーミングすると注目される

 

◆ 伝える内容はワンフレーズ × 3

 

◆ スピーカーとしてのゴールは「オールA」(Aware、Learn、Laugh、Action)

 

◆ PREP法(Point、Reason、Example、Point)で話す

 

 

 

◆ スベってもいいから、ユーモアを見せる

 

◆ ムダな言葉を削って、断定形にする

 

◆ なぜ話す資格があるのかを伝える

 

◆ 講師の実績とは、参加者の利益である

 

 

 

この本は、人生は「一言」の使い方で決まることがよく分かる書です。意見や提案が通り、評価や年収を上げることに繋がります。

 

 

 

人を動かす話し方を学びたいビジネスパーソンに、ぜひお薦めしたい一冊です。

 

 

 

あなたも本書を読んで、短い言葉を武器にして、影響力を手に入れてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!