『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』

2019.08.07 (水)

著者が大阪府知事、その後に大阪市長として8年間、どのように人や予算や物事を動かし、実行してきたか、その裏側と、そのときに著者が心がけていたこと、学んだことをつぶさに述べている本があります。

 

 

本実紹介するのは、早稲田大学政治経済学部を卒業橋本綜合法律事務所を設立、その後38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長に就任して、その後は弁護士・タレントとして活躍する橋下徹さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

橋下徹『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』(PHP新書)

 

 

この本は、大阪府知事大阪市長として、年上の部下や並みいる反対派をいかにして説得・掌握し、どう大阪の大改革へと舵を切ったのかという、橋下流のマネジメントの要諦と仕事術を公開している書です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.まずは、人を動かす-実行のための人間関係、人事の要諦

 

2.本当に実行すべき課題はどう見つけるか-橋下流・問題解決のノウハウと、マインドの持ち方

 

3.実行し、信頼される人の条件とは-部下は結局、上司の背中を見て動いている

 

4.実行のための「ビジョン作り」と「チーム作り」-結果を出す「仕組み」はこう作る

 

5.上司を動かし、提案を通す-「トップの視界」を想像しながら仕事をする

 

6.情報を制する者は組織を制す-強い組織は、情報共有の横串がしっかり入っている

 

7.日本と大阪を「実行できる組織」にするために-徹底的に考え抜かれた大阪都構想の実行プロセス

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「部下との人間関係なんて気にするな」と述べて、信頼関係の根底には、飲み食いして仲良くなることではなく、「仕事」を置くことだ、と提唱しています。

 

 

 

著者は本書の中で、人を動かし、組織を制することで、実行力を高めるための要諦を、自らの経験を具体例として挙げながら説明していますが、私がとくに共感し、大切だと感じたポイントは以下の通りです。

 

 

◆ どれだけ怒っても人は動かない

 

◆ 「最後は人事権がある」と思って、部下をむやみに怒ったりせず、静かに対応した方がいい

 

◆ 人材登用には失敗はつきもの

 

◆ 反対派はあえて積極的にそばに置くこと

 

◆ 反対意見を取り入れて修正すると「より良い案」になる

 

 

 

◆「最後は従う」を守ってもらうと、多様な意見を取り入れられる

 

◆ 反対意見は徹底的に聞く、しかし最後は決定に従ってもらう

 

◆ どんな意見も徹底的に聞くことで、結果的に組織が回る

 

◆ 組織内の人間関係は、甘い友人関係とは異なり、仕事をやり遂げる人間関係

 

◆ リーダーは自らの個性・傾向を知っておくこと

 

 

 

◆「心証」を使って、解決の糸口を探る

 

◆「最初の衝撃」で、組織の意識は劇的に変わる

 

◆ リーダーの仕事は、部下を「やる気」にさせること

 

◆ 人がついてくる最大の理由は「共感」

 

◆ ビジョンの作り方は「逆張りの法則」

 

 

 

◆ 優れたビジョンは、簡潔で具体的

 

◆ ビジョンがあっても「実行プラン」がなければ、何も動かない

 

◆ ビジョンと組織体制作りはワンセット

 

◆ 比較優位の思考が大切

 

◆ 嫌がる組織を動かすときに、一番大切なのは「ロジック」、「理屈」

 

 

 

◆ 情報を制する者は組織を制する

 

◆ 決定権者をしっかりと定める

 

◆ リーダーシップは組織に規定される

 

◆ 大阪都構想から関西広域連合、そして道州制の実現へ

 

◆ 統治機構改革の実行

 

 

 

この本では、「あるべき姿」を説くことももちろん必要ですが、今求められているのは、そうしたあるべき姿に近づくために、手を動かし、足を動かし、脳みそに汗をかいて「実行していくこと」だと述べています。

 

 

 

あなたも本書を読んで、結果を出す「仕組み」を作ることによって、「実行力」を高めていきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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