『生きる力 活かす力』

2018.03.08 (木)

人類の歴史は、「生存」から「共生」へと進化してきたけれども、21世紀は、そこから「共創」へとさらに羽ばたいていく時代だ、と説いている本があります。

 

 

本日紹介するのは、ソフトバンク・グループ孫正義代表の恩人で、スティーブ・ジョブズが師として仰いだ「ロケット佐々木」こと、佐々木正・元シャープ副社長が、100歳で現役の時に書いた、こちらの書籍です。

 

 

佐々木正『生きる力 活かす力』(かんき出版)

 

 

この本は、100歳を超えてもなお、ビジネスの世界にかかわり続け、いろいろな経営者、ビジネスマン、技術者、学者の人たちと意見の交換をしていた著者が、自らの経験をもとに、次の3つを伝えるために書かれました。

 

 

◆ 誰にでも、大切な役割がある

 

◆ 価値観が違うから、価値がある

 

◆ 自分を高める心を、忘れない

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.生きていく

 

2.仕事に向き合う

 

3.新たな価値を生む

 

4.発想する力

 

5.「術」で終わらない

 

6.リーダーが考えること

 

7.私が関心を持っていること

 

 

 

この本の冒頭で著者は、人間の細胞は600兆個もあり、みんなそれぞれが大切な役割があることを紹介しています。誰でも、みんな「大切な役割・ミッション」を持っている、ということです。

 

 

そうした中で、自分にできる役割を見つけ、自分一人だけでやろうとしないこと、他人と一緒に創り出す「共創」を、著者は提唱しています。

 

 

 

この本では、著者の佐々木さんの持論である「共創」について、その本質が次のように語られていて参考になります。

 

 

◆ 相手を活かし、自分も活かされるという相互信頼があって、初めて成り立つ

 

◆ 複数の異質の人間が同じ「場」に集まって、互いの個性を最大限に発揮しながら議論する

 

◆ 何もかも自分ひとりでやろうとせず、「共創者」と一緒にやれば生涯現役でいられる

 

◆ 角をどんどん出させる「外接円」型リーダーたれ

 

◆ 相互間の信頼関係が第一で、優位に立つことばかりを考える競争の思想とは違う

 

 

◆ 正しい発想法は、①人々が幸福になる商品は何か、②どんな技術が必要か、③技術を生み出す原理や素材は何か、という順番だ

 

◆ 締め切りは2年、1年では短すぎるし、3年は長すぎる

 

◆ 近未来を予見した説得は効果的だ

 

◆ 集中力を高め、「気」を呼び込んで、「心・技・体」を一体化させる

 

◆ 「和」は個性を殺すのに対し、「共創」は個性を活かす

 

 

◆ 相手の「お供」をするという謙虚な心が大事

 

◆ どんな「場」でも、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という基本を忘れるな

 

◆ 「相手を尊重する」という前提がないと、「共鳴」も「共感」も「共振」も呼ばなくなる

 

◆ 相手のアラを探さず、美点・長所を見つけるポジティブな姿勢が、「共創」の「場のクォリティ」を高める

 

◆ オンリーワンや「独創」では、環境の変化への対応で遅れてしまう

 

 

◆ 変化のスピードは時代とともにどんどん速くなり、競争に勝って覇者となれるかどうかは、「共創力」次第だ

 

「継続は力なり」という言葉は、先達の理論や発見との「共創」の上に新しい発見や発明に繋がるということ

 

◆ 異分野に開発のヒントがころがっている

 

◆ 真似されたら、真似したくなる別のものいを、すぐ創ればいい

 

◆ 上には上があって、研究することも無限にある、だから努力しかない

 

 

◆ アイデアとは不を解消するもの

 

◆ 心を感じる介護ロボットで、ロボットとの共創社会を

 

◆ 世の中の役に立ちたいという思いが、創意工夫を生み出す

 

 

 

また、本書では著者の経験から体得した、以下のような「人生のヒント」も多く記されています。

 

 

◆ 人生の区切りは「20年単位」

 

◆ 人生は短いようで長いし、長いようで短い

 

◆ やらずに後悔し続けるより、思いっきりやって失敗した方が、後の人生のためになる

 

◆ 朝の来ない夜はない、少々の失敗でくよくよしない方が最終的にはいい結果になる

 

◆ 人生は、どんなに頑張っても、自分の力だけでは左右できないことがあまりにも多い

 

 

◆ 結果だけにこだわって一喜一憂せず、あせらず、たゆまずが一番

 

◆ 自分の心と直感を、信じる勇気を持て

 

◆ 人生は、どこでどう転ぶかわからない、すべてが縁との巡り合わせ

 

◆ 八十にしてあらためて恩を知る、九十にして恩に報いる

 

◆ 夢に年齢は無縁

 

 

◆ 新しいことにチャレンジするのに最も必要なのは、「仮説」とそれを実現しようとする「情熱」だ

 

◆ 「仮説」とは、別の言い方をすれば「夢を抱く」こと

 

◆ 先を見て正しく判断できる知恵と、その知恵を裏付けする知識を身につけておくべきだ

 

◆ 先義後利を忘れるな

 

◆ アフリカのキリマンジャロのコーヒーを飲むとアルツハイマー型認知症にならない

 

 

◆ 老兵の大きな役割は、知恵や知識や技術を若い世代に継承すること

 

◆ 生きようとする気力を強く持ち続ける

 

◆ 長寿の秘訣は腹八分目

 

◆ ドイツで生まれた「身体」「感情」「知性」の3つの波(バイオリズム)も長寿に影響

 

◆ 大還暦の120歳に、3つのバイオリズムがまたゼロになる

 

 

 

あなたも本書を読んで、「共創」の思想-お互いの信頼関係を築き、お互いの思想を尊重し、そこから新しいものを共に創りあげる-を大切にしていきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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