書評ブログ

初めてのDAF8レポート<その3>

一昨日、昨日に続き、本日はDAF8レポート<その3>最終回をお届けします。

 

 

これまで、AブロックBブロックのそれぞれ前半・後半で、計10名のスピーカーのプレゼンを紹介してきました。今日は、残りの8名についてレポートします。

 

 

まずはCブロックの前半3名はこちらの方々。

 

11.【教官枠】 七條千恵美(3回目)

12.【挫折枠】 笑助(3回目)

13.【名刺枠】 福田剛大(8回目)

 

 

最初の七條千恵美さんは、Aブロック前半ふたり目で登壇した、ライター朝倉真弓さんがブログの文章を絶賛されていた方。JALでCA訓練生の教官として、1,000人以上を指導してきた実績を持っています。「七條さんに叱られたい」という人が数多くいる、と言います。

 

 

七條さんの指導方針は、「教官の自分が訓練生に好かれることではなく、訓練生がCAになってお客様に好かれるようにすること」だそうです。

 

 

どんな状況にあっても、CAとして自分の力で乗り越えられるようにしてあげること。そのためには、「安易に褒めない、悪いことは悪いと指導する」ということです。

 

 

ステージに登場する時から、パフォーマンスを終了して、次の登壇者を紹介するまで、その流れも含めて素晴らしいスピーチでした。著者も2冊あって、感動的なスピーチだったので、デビュー作が読みたくなって、チームワークの本を購入しました。

 

 

次に登壇したのは、医学博士笑助さん。研究者としてアメリカ癌学会での受賞歴もありますが、研究者の道を断念。挫折を経験してヒッチハイクの旅に出ました。

 

 

ヒッチハイクでも最初はうまく行かずに挫折するが、そういう時は頑張りすぎないで「休む」ことが大切だ、と言います。そして、最初から完璧を目指すのではなく、「低い目標を再設定する」のが成功の秘訣だそうです。

 

 

そして、ひとつずつ目標をクリアしていき、それを繰り返すと、「根拠のない自信」が育ってくる、ということです。「ヒッチハイクは人生の縮図だ!」というスピーチは説得力がありました。こちらの無料の小冊子もためになります。

 

 

3人目は、名刺作成の専門家・福田剛大さん。8回連続出場のベテランで、メディアへの出演も多数ある有名な方です。講演やセミナーを全国でされていて、「名刺」という誰でも必要とするツールを極めた力は凄い、と感じました。こちらの著書も参考になります。

 

 

 

続きまして、Cブロック後半2名はこちらです。

 

14.【MC枠】 丸山久美子(4回目)

15.【体験枠】 原佳弘(2回目)

 

 

後半はまず、MC業界に20歳で飛び込んだという丸山久美子さん。丸山さんがステージに上がった途端、会場が華やかな雰囲気に包まれます。

 

 

まずは、猫のTシャツを着ている人を壇上に上げて、記念撮影。「ニャンティーズ」と名付けたそうです。会場で、開始早々に「猫のTシャツが売り切れ!」とアナウンスされていて不思議に思っていましたが、理由はこれでした!

 

 

丸山さんの話は、「会場の空気をマルッと掴む方法」。記念撮影を挟んで、手拍子を促し、手を上げてもらい、最後に「声」を出してもらっていました。この順番に、動作のハードルが低く、会場に来た人たちに動いて参加してもらうと雰囲気が盛り上がる、ということです。まさにその通りとなって、感動しました。

 

 

次に、研修講師原佳弘さん。私は研修講師の仕事もしているため、以前から原さんの著書を読ませていただき、セミナーにも参加させていただいていました。著書はこちらで、お薦めです。

 

 

書評は、2015年10月9日付ブログ記事に掲載していて、こちらのリンクから読めます。

 

『研修・セミナー講師が企業・研修会社から選ばれる力』から学ぶセミナー・研修プロデューサーが企業やエージェントの取材してまとめた「研修・セミナー講師が企業・研修会社から選ばれる力」に関する書籍が出版...

 

ところが、壇上に現れた原さんはまるで別人。赤のジャージ姿で、ひょうきんなパフォーマンスを繰り広げます。こんなに芸達者な人だとは知りませんでした。歌も踊りも行ける方です。表情も豊かで笑いが取れます。

 

 

話の内容はイノベーション。日本はもっともっと、イノベーションを起こして元気にならないといけない、という危機感が伝わってくるスピーチでした。また何と言っても、見た目のユニークさと話の真面目さのギャップがとても印象的で、記憶に残りました。

 

 

このあとは15分間の休憩タイム。原さんの本は以前、購入して読んでいて、ブログにも書評を書いていたので、丸山さんの「生台本500円」を買おうと思って販売カウンターへ行ったのですが、丸山さんの姿が見えず、購入できませんでした。そしたら変装していたこちらが丸山さんだったのでしょうか?買えなくて残念でしたが、次回、本を出版された時には読ませていただきます。

 

 

 

休憩時間の後は、いよいよ最後のDブロック3名が登場です。皆さん、ビジネス書の著者で、それぞれの専門性を磨き、そのエッセンスを書いておられます。

 

16.【販促枠】 眞喜屋実行(8回目)

17.【TV枠】 大内優(3回目)

18.【職場枠】 アンディ中村(6回目)

 

 

まず最初の眞喜屋さんは、「しかける販促」をテーマに、飲食店・施術店などの販促の企画・制作を行うプロフェッショナル。お客さまを動かす「しかけ」の話は説得力がありました。

 

 

 

次に、大内優さん。前回のDAF7で登壇している最中に、事務所の火災という知らせを受け、そのままスピーチをしたと言います。事務所も移転して落ち着かれたそうで何よりです。その間のご苦労が滲み出て、DAFのステージに戻って来た喜びが伝わってきました。

 

 

話の内容も興味津々もので、いかにピンポイントでメディアに採り上げられるかというノウハウ。番組を「観察」して、感想をフィードバックし続ける、というのは、目から鱗のノウハウでした。相手の立場に立てば、確かにそうです。また、自分が伝えたいコンテンツにピッタリのメディアを選ぶことが何より大切だと分かりました。

 

 

 

最後、オオトリを務めたのが、アンディ中村さん。現職の会社員がここまでやるとは、というパフォーマンスで驚きました。ひとりの格好でも驚くのに、人形とともに三人連なって登場です。

 

 

正直、話の内容をよく覚えていないほど笑い通しで、「職場のコミュニケーション」は、これだけ笑いを取れれば、おそらくどんな人とも「合わない」ということはなくなるでしょう。

 

 

 

以上、計18名の登壇者の方々は、どなたのスピーチも素晴らしく、6時間という長丁場でしたが、まったく退屈することなく、アッと言う間に終了となりました。

 

 

私が何より感じたのは、このDAFというイベントプロデュースの素晴らしさです。企画や準備もかなり大変だと思いますし、おそらく試行錯誤も重ねてこられたことが想像されます。

 

 

イベント全体の進行や、各ブロックの前半、後半の終了後のインタビューも含めて、MCの西澤一浩さんのプロデュースが素晴らしかったです。私が今月29日(木)から、毎月開催していく神保町の老舗書店「ブックハウスカフェ」(千代田区神田神保町2-5)でのイベントのプロデュースの参考にさせていただきます。

 

 

今回、私は初めて参加させていただきましたが、ファンの方々もいて、何度もリピートで参加されているようでした。ビールや唐揚げを食べながら、「人生を変えるメッセージ」が聴ける、音楽やパフォーマンスも入っている、というユニークなイベントにすっかり魅了された1日でした。

 

 

あまりに内容の濃いイベントでしたので、3回に分けて3日間連続でブログにて、その魅力を紹介させていただきました。一生懸命、お伝えしましたが、おそらくその魅力を、10分の1も伝え切れていないので、ぜひ一度、ホンモノの「DAF」を体験してみてください。

 

 

次回は、9月9日(土)12:30~、同じ場所・BASEMENT MONSTER(東京都北区王子1-18-5 アークホテル地下2F)にて「DAF9」が開催される予定です。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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