『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える 赤ちゃん快眠メソッド』

2020.01.17 (金)

「赤ちゃんの夜泣きや寝ぐずりは、がまんしなくてもよいのです。正しいやり方とちょっとしたコツを知っていれば、夜泣きや寝ぐずりはなくすことができます。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、東京大学医学部を卒業し、亀田総合病院にて初期研修を経て、現在は小児の睡眠コンサルタントとして活動し、昭和大学病院附属東病院睡眠医療センターの非常勤講師もしている森田麻里子さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

森田麻里子『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える 赤ちゃん快眠メソッド』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、個人差を超えて、赤ちゃんの睡眠についていえることを整理し、わかりやすく解説している書です。

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.朝6~7時に起こせば、すべてがうまく回りだす

 

3.月齢ごとの最高の睡眠時間

 

4.明るさ・温度・音を調整して最高の寝室にする

 

5.脳の興奮を抑えて自然と眠くなる夜のルーティーン

 

 

6.清吾0~5カ月の夜泣き・寝ぐずり対策

 

7.生後6カ月からのねんトレで夜泣きをゼロにする

 

8.赤ちゃんと子どもの睡眠お悩み相談室

 

9.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「経験談にとどまらず、多くの赤ちゃんに普遍的に効果のある方法を追求しました。」と述べています。

 

 

 

本書で紹介している睡眠トラブル解決法は、可能な限りエビデンスに基づいている、と著者は言います。「エビデンス」とは、信頼できる研究や医学書、論文などをもとに、個人差や結果のかたよりの影響を取り除く方法によって確立されたものです。

 

 

 

続いて、エビデンスに基づいた寝かしつけ方法として、「ねんねトレーニング(=ねんトレ)」を紹介しています。

 

 

 

ねんトレとは、親のサポートなしに、赤ちゃんに一人で寝つくスキルをつけるためのトレーニングのことで、これは歯みがきなどと同じ教育で、「一生役立つ赤ちゃんへのプレゼント」だ、と著者は述べています。

 

 

一人で寝つくことの重要性は、多くの研究で確かめられていて、例えば2010年に17の国と地域の赤ちゃん3万人を対象に行われたアンケート調査では、「寝つくときに親がずっと一緒にいる赤ちゃんは夜泣きする確率が高い」ことがわかっているそうです。

 

 

 

赤ちゃんの快眠メソッドの最初として、夜寝つけない赤ちゃんにこそ、早起きが大切だとして、次の朝のルーティーンを提示しています。

 

 

◆ 寝室のカーテンを開ける(すべての赤ちゃん)

 

◆ 目覚めたらリビングへ(生後0~2カ月)

 

◆ 優しく起こす(生後3カ月から)

 

◆ 朝のお世話をしてお散歩へ(すべての赤ちゃん)

 

 

 

朝になったら自然と目覚め、夜になったら自然と寝つくという体のリズムを整えてあげることです。体の中には「体内時計」と呼ばれる、一日のリズムを刻むしくみがあるからです。

 

 

 

そして、日中にしっかり体を動かしてあげることも大切なのです。

 

 

 

次に、月齢ごとの理想的な一日の合計睡眠時間を以下のように示しています。

 

 

◆ 生後0~3カ月  14~17時間

 

◆ 生後4~11カ月 12~15時間

 

◆ 1~2歳     11~14時間

 

◆ 3~5歳     10~13時間

 

 

 

また、睡眠が足りないと将来太りやすくなることもわかっていて、90%以上の子どもは、もっと多くの睡眠時間が必要なのです。

 

 

 

そのための「お昼寝計画」が本書には詳しく解説されていますので、ぜひこの本を手に取って確認してください。

 

 

 

この本の中盤では、最高の寝室にするための「明るさ・温度・音」の調整について、解説しています。寝つきやすい寝室を作るのは、次の7つの条件です。

 

 

 

◆ できる限り真っ暗にする

 

◆ 生後2カ月まではお昼寝もリビングで

 

◆ 冬は18~20℃、夏は25~27℃

 

◆ 睡眠の質を上げる「おくるみ」と「スリーパー」

 

 

◆ おすすめはベビーベッド

 

◆ 親のかわりになる「ねんねのお友だち」

 

◆ 「換気扇の音」でぐっすり

 

 

 

さらに、脳の興奮を抑えて自然と眠くなる、生後3カ月~5歳までの「夜のルーティーン」として、以下の9つを挙げています。

 

 

◆ 部屋を薄暗くする

 

◆ お風呂

 

◆ 母乳・ミルク

 

◆ 水分補給

 

◆ 歯みがき

 

 

◆ 絵本

 

◆ おやすみのごあいさつ

 

◆ 一日の振り返り

 

◆ 子守唄

 

 

 

この本の後半では、生後6カ月からの「ねんトレ」で赤ちゃんが「自力で寝つく体質」になる4つのステップを、以下の通り記しています。

 

 

1.ルーティーンが終わったら部屋を出る

 

2.泣き続けたら、部屋に入って声をかける

 

3.部屋に入るまでの時間を少しずつ延ばす

 

4.寝つくまで繰り返す

 

 

 

この4ステップについては、Q&Aも含めて詳しく解説されているので、ぜひ実際に本を手に取って確かめてください。

 

 

 

本書の最後には、「赤ちゃんと子どもの睡眠お悩み相談室」として、様々な相談事例と著者による回答が紹介されています。具体的な悩みに対する対処法が分かるので参考になります。

 

 

 

また巻末には、付録として「ちょっとくわしい『エビデンス』の話」および「参考文献とその解説」が、掲載されています。詳細を知りたい方はご覧ください。

 

 

 

この本で提唱されている「ねんトレ」をベースにした「快眠メソッド」は、不眠症や自律神経失調症(うつ病など)に悩むビジネスパーソン病気の原因やその解決法とも共通する部分が多く、管理職や経営者も含めた多くのビジネスパーソンにも有益です。

 

 

 

子育てに奮闘する親だけでなく、多くの方々に一読をお薦めしたい良書です。あなたも本書を読んで医者が教える「快眠メソッド」を学び、実践してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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