『50歳からの資産防衛術』

2019.05.03 (金)

「心身ともに健康を維持し、家族関係(特に夫婦関係)を良好に保ちつつ、働くことができる間は積極的に仕事をするということ。これが “ 最強の生活防衛」につながる」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、FPエージェンシー代表、千葉商科大学大学院客員准教授、証券アナリスト横川由理さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

横川由理『「年代別」未来年表で早分かり! 50歳からの資産防衛術』(宝島社)

 

 

この本は、人生100年時代の「生活羅針盤」として、50歳からの「資産防衛術」を、5歳刻みの年齢ごとの留意点「未来年表」を組み合わせて解説している書です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.【50歳~54歳】「負債」と「資産」を見極めて定年退職までの資金計画を見える化

 

2.【55歳~59歳】「老親」と「子ども」で大変!年収減に備えた生活スタイルを確立

 

3.【60歳~64歳】住宅ローン完済ならほっと一息 「退職金」で投資デビューは危険

 

4.【65歳~69歳】本格的な「年金生活」スタート 襲いかかる「多額出費」に備えよ

 

5.【70歳~74歳】医療と介護がいっそう身近に! 本当の「老後」はここから始まる

 

6.【75歳~79歳】後期高齢者となっても社会で必要とされる人間であり続ける!

 

7.【80歳~】人生の「最終章」を悔いなく過ごすための正しい「終活術」とは

 

 

 

この本の冒頭で著者は、一家の「資産」と「負債を把握してバランスシート表とキャッシュフロー表を作成することを勧めています。

 

 

また、50歳の「ねんきん定期便」自分の想定受給額をチェックすることが大切です。意外に受給額が少ないことに驚くことでしょう。

 

 

 

年金については、このあと様々な制度上の留意点知っておくべきポインントが書かれていて参考になります。

 

 

また、年金以外の資産や収入として、用意すべき手段が紹介されています。その中でも印象的で、私も全面的に賛成するのが「定年後も仕事を続けることは最大の “ 資産防衛 ” につながる」という著者の見解です。

 

 

昨年出版しました拙著『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)にて、私が提唱している「トリプル・キャリア」による「生涯現役」を目指す戦略的な人生設計に通じるものがあります。

 

 

『定年後不安 人生100年時代の生き方』

 

 

本書で年代ごとに提示している「資産防衛」ポイントはさまざまありますが、最重要の課題として以下の項目が挙げられています。

 

 

◆ 50歳 生保・医療保険の見直し

 

◆ 55歳 年金確認と再就職先検討

 

◆ 60歳 退職院で住宅ローン解消

 

◆ 65歳 財産贈与・相続方針を確定

 

◆ 70歳 医療・介護費用の確保

 

◆ 75歳 遺言状の作成・見直し

 

 

それぞれの項目についての詳細が本書に記されていますので、興味ある方はぜひこの本を手に取ってお読みください。

 

 

 

また、2019年以降の「日本の未来年表」が5年刻みで、2040年までを展望して予測が紹介されています。

 

 

 

人口統計に基づいた、ほぼ正確な未来予測イベント・スケジュールが示されているので、今後のライフスタイルを考えるときの参考になります。主なものは次の通りです。

 

 

◆ 2019年 10月から消費税10%に増税

 

◆ 2020年 東京五輪開催(不動産価格の下落に留意)

 

◆ 2021年 企業の人件費がピークに

 

◆ 2024年 3人に1人が60歳以上の高齢者大国に

 

◆ 2025年 東京都も人口減少、認知症患者700万人を突破

 

 

◆ 2027年 リニア中央新幹線開業(品川~名古屋間が40分に)

 

◆ 2030年 地方からデパート、銀行、ハンバーガーショップ、介護施設が消える、労働力人口が6100万人に減少

 

◆ 2033年 国内の住居の1/3が空き家に、100歳(センテナリアン)人口が大幅増加

 

◆ 2034年 今の仕事の半分がAIに代替される

 

◆ 2035年 団塊世代が80歳を超え、80歳以上人口がピークに、男性の3割・女性の2割が生涯未婚に

 

 

◆ 2036年 首都圏でゴーストマンション化が進む

 

◆ 2037年 リニア中央新幹線が全線開業(品川~新大阪間)

 

◆ 2038年 世界のパソコンで誤作動の可能性(2038年問題)

 

◆ 2039年 国内志望者数が167万人でピークに

 

◆ 2040年 団塊ジュニア世代が65歳以上に、全国の自治体の半数が消滅の危機

 

 

 

この本を読めば、年齢別に「お金のリスク」が把握でき、戦略的な人生設計ライフスタイルを考えるのにとても有益です。

 

 

 

あなたも本書を読んで、50歳からの「資産防衛術」を身につけて、定年後に備えませんか?

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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